夏に食べる我が家の焼きそうめん
左の皿は、ヒロクニさんの分。右はわたしの分。自分が食べる分は、盛り付けもいい加減にいつもなる。
この焼きそうめんは、子供の頃、祖母がよく作ってくれたもの。お盆が終わる頃(冷やしそうめんに飽きるころ)に夏の定番昼食としてよく食べた。そうめんは、バターと醤油で、上に刻んだきゅうり、錦糸卵、千切り状のハム、もみ海苔がたっぷりのっていて、それをそうめんと絡めて食べるととても美味しいのだ。祖母はそうめんにもこだわっていて、小豆島の手延べそうめんのどこの物と決めていて、夏前になると40キロ位のそうめんの箱が、階段の横に置いてあったのを思いだす。祖母は今年亡くなった。祖母がいなくなってから、作った焼きそうめんを前にして、今現在、ヒロクニさんが美味しいと言って食べている。なんか妙な感じがした。他の兄弟も、焼きそうめん作っているのかなぁ・・・。
焼きそうめんのレシピ。(2人分)
①きゅうりは千切り(1/2本)に、卵1個を錦糸卵にする。ハムは4枚を細切りにする。
②そうめんを茹でて、ざるにあける。3束。
③フライパンにサラダ油とパター10グラムを入れ熱くなってきたら、そうめんを入れ炒める。そうめんにコショウと塩少量をふり、最後に醤油をたらす。そうめんが薄く茶色に程度に。
④炒めたそうめんを皿に移し、①のトッピングを飾り、最後にもみ海苔をのせる。
祖母は、子供四人分プラス自分の分、5人分を作っていたかと思うと大変な一仕事だったろうに、と思うのでした。祖母の料理はなんでも細かく刻んでいて、手作りコロッケにもたくさんの具が入っていたのも思いだす。そのコロッケも、ヒロクニさんは、初めてきたわたしの家で、ビールと一緒に食べいるのだ。ヒロクニさんは、その話しをする時があるのだが「あの揚げまんじゅう」と言うから嫌になる。コロッケって言って欲しいわ。