思いっきり抽象画で、いろいろな形が組み合わさっています。
しかし、タイトルは古風で、「王と王姫」。
王と王姫が尾赤いゴンドラ、または船に着飾って乗っているように思えます。
着飾ってと書きましたが、服なんか全く描かれてない。
何故そう思ったのか?
赤のゴンドラの曲線の優美さ、使われている赤色、
そしてカラフルな水玉、くちびるの形を総合すると、
キラキラ感が出ているように感じました。
全体的に可憐な印象も。
右上上がりの曲線によって、方向性がありそれが風を感じさせます。
渦巻きは、巻いた布のようで柔らか味があり、
中近東のエキゾチックな雰囲気も。
しかし、いきなり「王と王姫」というタイトル。
普段のタイトルの付け方ではありません。
ロマンティックな気分になっていたのか?
わたしからすると、粗野な人なのですがね・・・。
風変わりな絵ですが、モダンな感覚を楽しんでもらえればと思います。
クリスマスが近づいてきましたので、
なるだけクリスマスにいい絵を選んでみました。
気持ちはクリスマスを素通りして、師走、正月に突入します。
ヒロクニさんは、「クリスマス?それと俺がどうだというのだ。」と、
言うぐらいクリスマスに興味がありません。
イエス・キリスト、クリスマスツリー、トナカイ、サンタクロース、クリスマスプレゼントと
主要なクリスマスの要素を知りません。
以前依頼ががあったクリスマスカードの仕事も、
十字架の横に髪の毛が爆発しているキャラ?を描いた。
不穏な感じのクリスマスカードで、展示している絵を見に行ったが、
浮いていました。
祝福ムードがないカードでした。
そのせいか、そのカードの絵以後、その仕事はぱったり途絶えたのです。
それぐらい興味がないので、
「クリスマスだね。」と言っても睨まれるだけなので、
師走のムードと正月がわたしにとってのお祝い事であります。
お料理をするのも、正月にハレの日を味わいたいから。
おせちもどきを家で作った方が、味わいがあるし、
普段と張り切りもいつもと違う感じを感じるのです。
切り替わりを感じたい。
こうやって自分の中で、正月ムードと勢いを奮い立たせるのです。
その方が、来年を迎えるにあたり良い1年が送れそうな気がするんです。
それに合わせ、着物を着ようと思い、
封をといていなかったダンボール箱を開け、着物を物色しています。
着物にうっとりはまり、安くで買った着物はダンボール5箱。
帯だけで、ダンボール1個とふろしき包みが2個。
祖母の家にあったアンティークの着物や自分で購入したもの、
もらった着物など。
好きだと言っていると、あちらこちらから「もらってくれる?」という声がかかる。
そんなわけで、増え続けたわけです。
高価な着物はないけれど、十分楽しめるぐらいの量が。
着物の楽しみとして着物、帯、帯上げの組み合わせを考えるのは快感があります。
年を重ねたら、着物をきよう!と思っていたので、いい頃合いだ。
わたしが着物を着ると、ヒロクニさんも気分が変わるらしく、
非日常を感じるみたい。
ヒロクニさんの正月は、描き始めとしてやっぱり絵を描くことにしているようなのですが、
わたしからは、「普段と一緒だ。」と言われています。
わたしは大抵、お雑煮を作りヒロクニさんと一緒に食べ、
気が向けばお酒をちょっぴり飲みながらおせち料理を食べる。
ヒロクニさんが絵を描いている近くで。
以前の家は、庭があったので、
庭に出て新鮮な空気を吸って、まだ咲かない花を見たりしていました。
食べるものをあれやこれやと作り置きしていると、
主婦は気ままな感じを味わえます。
もう、脳内で妄想さながらシュミレーションしていますが、
現実はどうなることやら・・・。
さあ、苦手な掃除も取り掛からなくてはいけません。
ちらかっていても平気という弱点がわたしにはあります。
「掃除しなくても死なない。」という言葉も口にしてしまったことがあるぐらいだ。
本当は、邪気が一杯なんですよね。
汚いと。
そんな邪気の一杯の家ではいけないと思うので、苦手な掃除も頑張ってみるつもり。
まだ、今年も残すところ後10日ぐらい。
とにかく爽やかな正月を目指しています。
最後は、可愛いピーちゃんを。
新居に移ってから、人懐っこさがさらにました我家の愛猫。
名前はピピ。もっぱらピーちゃんと呼んでいます。
↑以前の家は階段がありませんでしたので、
ピーのこんな姿を始めてみて写真に収めました。
ここに乗って階段から人が上ってくる様子を見ているようなんです。
たまたま階段を上る時に、顔を上げたら、
覗き込んでいるピーの顔が見えるのです。
上の写真は、パソコンの前にいるわたしをひたすら見ていたという・・。
おもわず写真を撮りました。
↑顔が分かりにくい猫なのです。
だからアップで。
鼻がどこにあるのかよくわからない猫なんです。
かまって欲しいらしく、目を見開いています。
今日は気合を入れないと、正月らしくならない!という話。
子供の頃は、自然にお正月がハレの日でした。
大人になったせいか、自分で演出しなくてはいけない。
そんなことを思いながら・・・。
今日も私事ばかり書いてしまいました。
最後までお読み頂いた方、ありがとうございます。