子供が描いたような雰囲気のある、ドローイング。
線がいい感じである。
空中に浮かんでいるようなニコッと笑っているような骸骨が可愛いい。
ひまわりのような太陽?も、星がチカチカと光っているような太陽?も
すべてあるべきところに描かれているような気がします。
鉛筆で描かれた線が気持ちいいと思い取り上げました。
紙の表面がシワシワしているので、なめされ、紙はしごかれています。
春の到来を感じていますが、まだまだ春の陽気とまではいかない。
そんな時、スーパーで“いかなご”が、半額になって売っていました。
半額が、大好きな私は、迷わず買った。
それに懐かしかったのです。
明石に住んでいたことがあったので、魚の棚に足繁く行っていました。
“いかなご”が大量に売っている光景をよく目にしていた私は、本当に懐かしくて、魚の棚を思いだし、魚屋さんの掛け声や、生きている蛸を売る様子や、魚の練り物を売る、かまぼこ美人さん(私が勝手に名付けた)や、バットに入って売っている雑魚の様子などが思い出されたのです。
私は、明石の駅前のショッピングモールにある、珈琲専門店にパートに行っていたので、よくコーヒーを飲みに来ていた方が、しっかり魚を売っていたりして、驚いたことがります。
その方は、別人になってコーヒー店には来ていたのです。つばの長い帽子を被って、マダム風になって、コーヒー店に来ていて、その方が別人のように、たくましく蛸を売っていた姿には、驚いたのですが、ハレの日を自分で演出しているのだなと思い好感を持ちました。
そんな事を思い出しながら“いかなごのくぎ煮”を作っていました。
↑こちらが、出来上がった“いかなごのくぎ煮”です。
市販のものを買ったこともありますが、自家製だと柔らかく仕上がるよう。
意外と簡単なので、レシピを。
■材用
いかなご 1kg
濃い口醤油 230cc
ザラメ 270g(私の場合は、さとうきびから出来ているザラメを使用)
酒 100cc
みりん 150cc
土しょうが 50g→よく洗って千切りにする
■作り方
1、鍋に、醤油、ザラメ、みりん、酒、土しょうがを合わせてよく煮立たせる。
2、よく煮立った所に、鍋の温度を下げないように、いかなごを少しづつ入れる。
↓それがこちら
少しづつ入れるのは、いかなごを早くさっと煮て、形がくずれないようにするためだと思います。
3、吹きこぼれないように注意しながら、強火で一気に煮立たせる。
注意:はし、おたま等で絶対かき混ぜない。
↓それがこちら
強火で煮ていくと、泡が段々減ってきます。
4、鍋の中の泡がしずまり、いかなごの合間に小さな泡がブクブク出るくらいに煮汁が減ったら、中火~弱火にして煮詰めていきます。
少し煮汁が残っている状態で火を止める。
↓それがこちら
5、煮上ったらひらざるに取って、残り汁を切り、ウチワや扇風機を使ってすばやく冷やす。
私には、この作業が一番大変でした。ひらざるを持っていないから、家にあるざるを総動員したりして・・・。その上、うちわで扇ぐのも根気がいった。
ピピちゃん(猫)は、魚の匂いがするから、ずっとまとわりついて鳴いていました。だけど、料理するところには、登ってこないので、お利口なんです。足にまとわりついて、シッポを上げ、やたらスリスリしています。
ヒロクニさんも懐かしいそうで、このいかなごを煮る匂いが部屋に充満している中、明石の海を思いだすそうです。
多量に出来たので、あちらこちらに配りました。おすそ分けします。たくさん作ると、こういう事も楽しいのです。
いかなごも春のものですが、お庭も春らしさが・・・。
↑花の数が増えつつあります。
ヒヤシンスやムスカリ、チューリップは生長中。
↑絹さやが大きくなってきています。
花も咲いてきていて、スイートピーと似ているのだなぁと。
↑こちらは、そら豆。
花もつけています。
↓植えたての頃は、こんな感じだったのが・・
↑この水仙は、先住の方が植えていたようなのですが、毎年咲いてくれます。
↑こちらは、成長中のチューリップ。
手前に植えてあるビオラはまだ咲いていませんが、昨年種を取った“食べれるスミレ”という種類。確か、イタリア種だった思いますが、同じものが咲いています。
この季節は、植物の芽が動く時期なので、そんな様子を観察したりしていると、当たり前のことなんですが、生命って不思議で力のようなものを感じたりします、やはり何かがこの世界を作りなられたと思い、この「何か」は、「何なの」でしょう?と思います。
空に浮かぶガイコツが晴れ晴れしていて不思議ですが、この作品の感覚にぴたっとします。
モチーフの位置も形も色も、すべてがぴたっとしています。こういう感覚がわかって表現できるのが芸術家なのだなあ、と、ほれぼれしてしまいます。
半額は私も大好きです。思わず手が伸びてしまうので、「待て待て、これは本当に必要なものなのかな?」と自分に問いかけないと、半額を全部買ってしまうくらい大好きです。
「いかなご」がわからなくて調べたところ、関東では「こおなご(小女子)」というのだとわかり、納得しました。白いごはんと食べるととても美味しいアレですね。
これだけたくさん作ると、ヒロクニ先生もピピちゃんも我慢できないほど、海の香りがお家の中に広がりますね。
お醤油やだしや、肉・魚を調理する匂いは本当に食欲をそそります。魚を調理する匂いというのは、なぜか懐かしい気持ちがわきあがります。
春のお庭は、やはり心が躍ります。この、植木鉢と地面と石、緑の草や木々のバランスが、得も言われぬ配置ですてきです。
チューリップが咲くと、一気に華やかになりそうですね。水仙はあまり好きではないと思っていたのですが、右側に咲いている黄色い水仙に目を奪われました。
絹さやが想像以上に背が高くてびっくりしました。
子供の頃にスイートピーの種を買ってもらい、庭に蒔いて育てたことがありました。
思っていたより生育が難しく、その種を選んだことを少し後悔したけれど、咲いた花とくるくる伸びる細いツルが美しかったことを強く覚えています。
「花を咲かせる」ということの感動を初めて感じた花が、スイートピーでした。
我々哺乳類は動物に目を向けがちですが、植物もしっかりと生命動かせていることを感じさせてくれるのが、春なのかもしれませんね。
冬にすっかり枯れてしまったと思っていても、この季節になると芽吹きを見せてくれることも多いです。
我が家の庭にはバラが数種類生育しています。私はちょっとズボラなので、冬の剪定はその時期を過ぎた2月頃にしてしまいます。
でも、毎年しっかりと枝を伸ばし、あふれるほどの数の花を咲かせてくれます。毎年バラに感謝するとともにその生命力に感服します。
今回の絵は、取り上げようかどうか迷った絵です。
戸惑う人がいるのではと思い・・・。あまり描きこんでいないメモのようなドローイングなのですが、混沌とした日常にすっきりとした空間がいいかも?と思い取り上げてみました。夏の日に、浮き輪ということは、水に浮かんで空を見上げたような気持ちになってくれたということであれば、思いが通じたかかな?嬉しい感想ありがとうございます。
半額って、いいですよね。買う時に迷いが少ない!そう、少ないのです。現在、いかなごで、ご飯が進む状態にヒロクニさんはなっています。明石に住んでいた頃は、海をよく見る生活だったので、海も思い出していました。ヒロクニさんと沿岸を自転車でまわりました。宝塚は、山っぽいので、ちょっとしたイベントみたいでしたよ。
春の庭には、嬉しさを感じます。ちょっとしたこと(芽が出てくる様子や花が咲き出す様子、植物の背丈が伸びる様子など)が、喜びになります。水仙は、球根を買ったこともあるのですが、堀上げると球根が小さくなっていて、翌年あまり咲いてくれないので、購入しなくなりました。ここの庭に植えられていた種類が、毎年咲いてくれるのです。こういうこともあって、私は、水仙の球根になかなか手が出ない状態が続いています。
スイートピーを育てたことがあるのですね。蔓をまく支柱を作るのが大変そうで、断念しています。育ててみたい花色がありますが・・・・。
冬にすっかり枯れていた木に芽が出てくる瞬間を見るのは、驚きがあります。同じ思いよ。春というのは、冬あっての春なんだと痛感します。夏があって、春になると考えたら・・・。(可笑しなこと考えるなあ。笑)
バラは豪華な花なので、ともりんの庭はこの季節ゴージャスな感じを想像しています。気に入ったバラを見つけたら買おうかな?
お互いいい春をすごしましょうね。