遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉 72 職人とアーチスト

2015-11-15 12:29:35 | 日記

          職人とアーチスト(2015.11.1日作)

 

   職人にとって 笑われる という事は最も

   耐えられない事だ

   寺社建築の釘職人 白鷹さんは言った (NHK放送番組による)

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   真の職人の仕事は

   歳月を経るごとに 輝きを増すが

   職人にも成り切れない 自称アーチストの仕事は

   最初は眼を引いても

   年を経るごとに 輝きをなくして来る

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   職人の名人芸はたとえ

   職人がその技術の総てを公開しても

   簡単に素人の力の及ぶところではない

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   物事は頭で考えているうちは 本物ではない

   状況に応じて 体が自然に反応するようでなければ

   本物とは言えない

   体得するとい言葉もある

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   限られた状況の中で

   最良の仕事をするのがプロ(職人)だ

   プロに言い訳は許されない

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   胡散臭い芸術家は 自分をアーチストと言う

   真に優れた芸術家は 自分を職人と言う

   自称アーチスト程 信用出来ないものはない

   芸術か否かは 他者が決める

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   アーチストに失敗は許されても

   職人に失敗は許されない

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   自称アーチストには 誰でもなれるが

   職人には 誰でもがなれるとは限らない

   職人とは 他人が認めて初めて職人となる

   職人技とは他人が言う言葉だ 

 

   

   

   

 



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