ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

20-7-5(土)夏目漱石「彼岸過迄」

2008-07-05 08:38:00 | Weblog
の一節、「駒形の御堂の前の、綺麗な縄暖簾を下げた鰌屋は、昔しから名代なものだ」

昨日は、浅草の「駒形どぜう」という店に行く。
真夏の陽射しが隅田川に容赦なくふりそそぎ、反射光が私の顔を照りつける。そんな中、汗かくかく「どぜうなべ」なるものを賞味しに行った。
どぜう、ドジョウ。鰌と書くらしい。

ドジョウ? 
小学生のとき、京都の家の近くのドブでドジョウを捕まえて遊んだ。
中学生のとき、東京の家で父がドジョウを買ってきて、豆腐の入った鍋に放り込んだ。それを「食べろ」と言われて口に入れた。「ぐえっ――」と出した。それ以来、大嫌いになった。
それ以来だから、何年ぶり? 数えたくない!!!!! (笑)

「駒形どぜう」享和元年(1801年)創業。創業者は越後屋助七、武蔵の国の人だそうだ。
訊いてみた。
「越後屋助七さんは、今でもいらっしゃいますか?」
「……」

どぜうなべで、体も火照ったあとのこの寒いセリフ、ちょうどいい加減になった。
コメント (5)
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