
朝、7:10に目覚める。少し遅かった。今日は、普通に会社に行く日。

新聞を取りに一階の郵便ポストに行く。花に水をやる。カーネーションが花を咲かせては枯れ、違うところからまた咲き、そして散る。こんなことを繰り返して、もう二週間が経つ。



結局会社には、いつもより少し遅い時間に着く。
土曜日の電車の乗客も、駅を降りてからすれ違う人々の顔ぶれも、いつもと違う。
ある意味、何か新鮮な気分。ただし、暑さだけは連日と同じ、いや、今日はさらに一段と、これでもか、これでもか、と迫ってきそうな気配がする。

今日は、いつもと違うバッグにキックに必要なものを忍ばせ、準備をして持ってきた。
終わったら行く。



(いつまでやるつもりだ? と自分に呟く僕がいる。気持ち、体力、楽しさ、そして全ての僕の回りの環境が許す限り、と僕は答える)


