『日日是好日』(18)
大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められ、戸惑いながらも従姉の美智子(多部未華子)と共に、タダモノではないという噂の茶道の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる。
月日や季節の変化に乗せて、茶道の所作や思想の入門編的な部分と、典子の成長物語の二重構造で見せていく映画。監督は大森立嗣。
フェデリコ・フェリーニの『道』(54)が隠し味になっているが、これは原作者の森下典子の実体験によるもので、すぐには分からないものの例として、この『道』を挙げ、茶道もそういうものだとしている。
『道』
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【コラム】樹木希林とは何者であったのか「自己演出の達人」貫く
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