今回は役作りのプランを変えなければと思いました。
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『追憶』(73)(1975.4.20.名画座ミラノ)
『外国映画女優名鑑』『外国映画男優名鑑』『20世紀の映画監督名鑑』から。
(1993.8.)
1930年代から50年代を背景に、性格や考え方が全く違いながらも、深く愛し合うケイテイ(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)が、時代の波にのまれ、別れていく姿を切なくロマンチックに描く。監督はシドニー・ポラック。ストライサンドが歌う主題歌(アラン&マリリン・バーグマン作詞、マービン・ハムリッシュ作曲)も大ヒットし、アカデミー作曲賞、歌曲賞を受賞した。
わが映画地獄が始まった70年代初頭、中学時代に見たこの映画は、年を取れば取るほど味わいが増す。それはきっと、互いに愛し合っていながら、別れなければならない男女の性(さが)みたいなものの切なさが、切実に感じられるようになるからだろう。
そして、見直すたびに、主役の2人以上に、ブラッドフォード・ディルマン演じるJJのキャラクターに魅かれるようになってきて、彼がケイティのことを「ケケケケイティ」とからかうセリフが、名曲主題歌とともに、この映画を“追憶する”キーワードになってしまった。
ロバート・レッドフォードが俳優引退を表明
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