下ネタ満載のオフビートコメディ
正体不明の男マイルズ(アンディ・サムバーグ)とかかわったばかりに、サラ(クリスティン・ミリオティ)は、目覚めるたびに、妹の結婚式の日を繰り返すタイムループに陥る。
「時のループ=同じ日の繰り返し」を描いた傑作『恋はデ・ジャブ』(93)の“被害者”は主人公(ビル・マーレー)一人だけだったが、この映画はマイルズとサラに、謎の男(J.K.シモンズ)も加えた3人が巻き込まれる、というのが新機軸。
監督マックス・バーバコウ、脚本アンディ・シアラによる、映画の撮り直し(テイク~)を利用した、下ネタ満載のオフビートコメディになっている。「ウェン・ザ・モーニング・カムズ」(ホール&オーツ)など、挿入曲もなかなか凝っている。
この映画は、映画学校で製作→サンダンス映画祭に出品→Huluでネット配信→ドライブ・イン・シアターでの上映と、コロナ禍で変転しながらヒットした“ラッキーな映画”と言われているらしい。やたらとビールを飲むシーンがあって、改めて、アメリカ人は本当によくビールを飲むと思った。
『恋はデジャ・ブ』グラウンドホッグデー
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タイムトラベル映画
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