田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【インタビュー】『あの夏のルカ』エンリコ・カサローザ監督&アンドレア・ウォーレンプロデューサー

2021-06-16 07:01:33 | インタビュー

 イタリアの小さな港町ポルトロッソの住民たちは、海の世界に住むシー・モンスターを恐れていたが、シー・モンスターも地上に住む人間を恐れていた。だが、好奇心旺盛なシー・モンスターの少年ルカは、海の掟を破り、親友となったアルベルトと共に、ポルトロッソへやってくる。北イタリアの美しい港町を舞台に描くディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』が、6月18日(金)から​ディズニープラスで独占配信される。エンリコ・カサローザ監督とアンドレア・ウォーレンプロデューサーに話を聞いた。日本語版のエンディング曲は井上陽水の「少年時代」だ。

「この映画の中で、友情についての問い掛けを掘り下げたいと思いました」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1278645

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小林亜星のCMソング

2021-06-15 10:28:37 | テレビ

 親しみやすいメロディを数多く残した小林亜星が亡くなった。

 CM曲では、「ワンサカ娘」「この木なんの木」「チェルシーの唄」「どこまでも行こう」「ニッセイのおばちゃん」「酒は大関こころいき」「ふりむかないで」「ハッピーじゃないか」「人間みな兄弟~夜がくる」「積水ハウスの歌」「あなたとコンビに、ファミリーマート」「ダーバン」「パッとさいでりあ」…。

 テレビアニメなどは、「狼少年ケン」「河童の三平」「快傑ライオン丸」「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「ピンポンパン体操」「まんが日本昔ばなし」「裸の大将放浪記」、そして「北の宿から」 …。

 俳優としては、「寺内貫太郎一家」の頑固で寡黙な石屋の親父・貫太郎、『冬の華』(78)での、カラオケとオロナミンCが好きなやくざの親分、黒澤明の遺作『まあだだよ』(93)では内田百閒の弟子の一人を演じた。

「寺内貫太郎一家」(作曲:大野克夫:井上堯之バンド)
https://www.youtube.com/watch?v=md5KBMqV2uc

 彼が作曲したCMを改めて見てみようと思い、Youtubeで探したら、懐かしい映像の数々を発見した。中でも日本生命のCM「ニッセイのおばちゃん」が素晴らしい。

 おばちゃん役は、黒澤明監督の『素晴らしき日曜日』(47)のほか、成瀬巳喜男監督作などで名脇役として活躍した中北千枝子。東宝のプロデューサーだった田中友幸夫人でもあるのだが、本当に庶民的なおばちゃんという感じがして好感が持てた。女優としての力量の大きさが分かる。

「モクセイのふるさと」(作詞:横内理員、歌:デューク・エイセス)
https://www.youtube.com/watch?v=z3EvcMOYXuo

 そのほかも、皆優れた短編映画を見るような感じがする。

「サントリーオールド 人間みな兄弟~夜がくる」(出演:リー・バン・クリーフ)
https://www.youtube.com/watch?v=z6A7Rj0gqsQ

「カップヌードル ハッピーじゃないか」(作詞:阿久悠、歌:笠井紀美子 デューク・エイセス)
https://www.youtube.com/watch?v=56ye3ms6uGU

「酒は大関こころいき」(作詞:小林亜星、歌:加藤登紀子、出演:田宮二郎、磯野洋子)
https://www.youtube.com/watch?v=HnMf9sil-cY

 東映との縁も深い

「狼少年ケン」(作詞:大野寛夫)
https://www.youtube.com/watch?v=AyP-3AVb2xc

「河童の三平 妖怪大作戦」(作詞: 掛札昌裕)
https://www.youtube.com/watch?v=KRKqzK2dVjM

「魔法使いサリー」(作詞:山本清、歌:スリー・グレイセス)
https://www.youtube.com/watch?v=0F0xAFaJApk
「魔法のマンボ」(作詞:山本清、歌:前野陽子)
https://www.youtube.com/watch?v=SB7aXxmib80

「ひみつのアッコちゃん」(作詞:井上ひさし、山元譲久、歌:岡田恭子)
https://www.youtube.com/watch?v=KykhC2-WP7s
「スキスキソング」(作詞:井上ひさし、山元譲久、歌:水森亜土)
https://www.youtube.com/watch?v=5kcZ3n_GMws

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1950年代日本映画ベストテン(裏)

2021-06-14 08:46:18 | 俺の映画友だち

裏ベストテン(表に対する対抗)

『羅生門』(50)(1978.1.3.NHK)
『暴行』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/900fc360a27dbc9e77a20d51b419de56
【違いのわかる映画館】vol.01 北千住シネマブルースタジオ(2010.8.)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f57f9280ed75004824dde6e0f156af45

『浮草』(59)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/44e1bfa672ff5355fc4bb8db9fb156ab

『西鶴一代女』(52)

『隠し砦の三悪人』(58)
(1979.10.25.蒲田宝塚.併映『用心棒』『椿三十郎』)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea

『空の大怪獣ラドン』(56)
(1973.2.18.)

『野菊の如き君なりき』(55)
(1978.1.1.NHK)

『おかあさん』(52)
(2005.9.15.)
 成瀬巳喜男監督の『おかあさん』を見る。昭和27年公開作で、ロケが多用されているから、戦争から間もない東京の風景が映される。淡々としかも巧みな時間の省略を用いて描かれる日常。だからこそ生活の中の喜怒哀楽が際立つ。この映画も決して明るくはないが、絶望的で不条理な映画が多い成瀬作品の中ではまだ希望が描かれている方か。
 舞台となるのは町のクリーニング店。オレの生家も商売屋だったから身につまされるところも多々あり。生涯子どもを持たなかった田中絹代が見事に“母”を演じるところが映画のマジック。で、夫役の三島雅夫、職人役の加東大介が絶品。それから娘役の香川京子のかわいいこと。
 <後記>この映画で、ヒロイン田中絹代の妹役を好演していた中北千枝子が亡くなった。成瀬映画の常連、東宝の名脇役、田中友幸プロデューサー夫人など多彩な顔を持った人だったが、オレたちの世代にとっては親しみやすい“ニッセーのおばちゃん”だったなあ。

『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本 家族編』から

『ビルマの竪琴』(56)
(1976.5.8/15.日本映画名作劇場)

『下町』(57)
(2011.2.12.)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6d15f6d420ce76826354cfc5e43a9c7f

『点と線』(58)
(1977.12.3.日本映画名作劇場)

 裏の方が自分の本音かもしれない。こうして並べてみると、良作が並ぶ1954(昭和 29)年の邦画界は、ハリウッドで言えば、1939 年(『オズの魔法使』『風と共に去りぬ』『スミス都へ行く』『駅馬車』『ニノチカ』『コンドル』『嵐が丘』…)のような年だったのかもしれないと思った。

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『ザ・グリード』『ポセイドン』

2021-06-14 07:18:03 | 映画いろいろ

『ザ・グリード』(98)(2006.5.23.)

 先日テレビをつけたら、また『ザ・グリード』をやっていた。

 南シナ海を航海する豪華客船アルゴノーティカ号。密輸船の船長フィネガン(トリート・ウィリアムズ)は、この船に乗りこもうとする謎の武装集団を運搬する。ところが、アルゴノーティカ号の3000人の乗客のほとんどが死亡し、船内は血の海だった。フィネガンたちは得体の知れない巨大生物と戦うことになる。

 という、『ポセイドン・アドベンチャー』(72)『エイリアン』(79)をブレンドしたような海洋モンスター・アクションで、ばかばかしいが何度見ても面白い。テイストとしてはマイケル・ケイン主演の『ポセイドン・アドベンチャー2』(79)の方が近いかな。

 ラストは続編を意識したような感じだったが、なぜかいまだに作られてはいない。それにしても『ハムナプトラ』シリーズといい、監督のスティーブン・ソマーズは昔のアクション映画が大好きなのだろう。公開中の詰まらないリメーク作の『ポセイドン』(06)もソマーズに撮らせたらよかったのではないか。ジェリー・ゴールドスミスの音楽もちょっとゴジラっぽくて笑える。

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1950年代日本映画ベストテン(表)

2021-06-14 00:45:14 | 俺の映画友だち

 さる映画同好会で、1950年代日本映画ベストテンのアンケート結果が発表された。最多得票を集めたのは黒澤明の『七人の侍』と本多猪四郎の『ゴジラ』(54)だった。

自分が選んだベストテン(製作年度順)は。

『生きる』(52)(1980.11.21.並木座.)併映は『酔いどれ天使』
名画投球術No.2「ダメな人間ばかり出てくる映画を観て安心したい」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5b428edd45778476ab0530bc08c0ef67
『生きる』の「ゴンドラの唄」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/40189563ee0d3f6f439ee429953ba184

『東京物語』(53)(1978.1.21.日本映画名作劇場)
『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本 家族編』から

『雨月物語』(53)
(2011.7.28.)
 暗く厳しく救いのない映画だけに、今はあまり見たくない気分だったのだが、いざ見始めるとやめられなくなった。それは最近の映画とは全く別種のパワーが映画全体にみなぎっているからだろう。しかし、本当に見ていてイライラしてくる程、森雅之は、わがままなダメ男をやらせるとうまいなあ。そして、この映画の場合、溝口健二は田中絹代に母性の象徴を演じさせたのだろう、という気がした。

『七人の侍』(54)(1975.9.24.テアトル東京)
(1991.11.23.日比谷映画)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4835c259f91449c42a49372654d6fae1
【コラム】『七人の侍』4Kデジタルリマスター版
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/00f383651dc048b97815dfeeb04b2097

『ゴジラ』(54)(1973.5.5.NHK)
【コラム】ゴジラ映画、累計1億人突破
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2895cc7360f7590115dcd7168ac36ac8
ゴジラ(中島春雄)死す
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8921701bce7c5c532f75c4050264298b
『爆音映画祭 ゴジラ伝説』(2011.7.27.吉祥寺バウスシアター )
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/18f0d2bafbdc7f21107034d06dc3a207

『二十四の瞳』(54)(1975.1.1.)
(2005.12.1.NHK BS)

 久々に『二十四の瞳』を再見。今から見ればいかにも古くさい、この昭和29年度のベストワンに選ばれた映画(黒澤明の『七人の侍』を凌駕しての)が、公開当時は何故熱狂的に支持されたのだろうか? それは、恐らく“戦争で亡くなった者への追悼と戦争の反省”という二律背反する思いを当時最も的確に表現した映画だったからではないか。
 つまりアメリカが作ったニューシネマ(特にベトナム戦争もの)が持つ雰囲気とよく似ている気がするのだ。従って、製作当時は鮮烈であっても、そうした思いが風化した今となっては、『七人の侍』との評価が逆転してしまう皮肉すら生まれるのだ。これは、木下恵介が時代性を持ちすぎていた故の不幸というべきなのだろうか。

『浮雲』(55)
(2005.9.20.)

 成瀬巳喜男の代表作『浮雲』を再見。前に見た時は、なんと救いがなくて暗い映画だろうと思ったものだが、今回は腐れ縁の男女の悲喜劇(はたから見れば他人の不幸は一種の喜劇なのだ)として見ることができたし、哀れだと思った主人公の二人(高峰秀子も森雅之もすごいわ)が、実はそうでもなく(何だかんだといっても、好き勝手に生きているわけで…)、本当に哀れなのは加東大介扮する、若妻(岡田茉莉子)に逃げられてそれを刺殺する人のいい男かもしれない…などと思ってしまった。
 成瀬の生誕100年で彼の映画が連続放映されているが、いろいろな役で登場する加東大介が見られるのが一番うれしかったりして。

『夫婦善哉』(55)
(2009.11.16.)

 森繁と言えばやっぱりこの映画だろう。彼の個性である憎めない小ずるさや嫌らしさ、優柔不断さが十二分に生かされた柳吉役は、彼以外には考えられない。『猫と庄造と二人のをんな』もそうだが、文芸映画の巨匠豊田四郎こそ森繁の個性を最も生かした監督だったのかもしれない。
 元芸者で柳吉を捨て切れない蝶子役の淡島千景も絶品だし、浪花千栄子、山茶花究、田中春男、小堀誠、田村楽太といった脇役たちも光る。そして何度見てもオープンセットで再現された大阪の法善寺横町は見事だ。そして、ラストの「おばはん、頼りにしてまっせ」はやっぱり名セリフ。

『張込み』(58)(1983.12.28.)

『無法松の一生』(58)(1974.8.18.)
(1982.11.29.千代田劇場.併映は『怪談』)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e0547cf601cdd13e9f0608808382b7a6
『無法松の一生』荻昌弘さんの名解説(1986.7.21.月曜ロードショー)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c318bbcce6bb2d8ecd37240b74fe6953

 

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『サマーフィルムにのって』

2021-06-13 10:25:05 | 新作映画を見てみた

「映画って、スクリーンを通して今と過去をつないでくれるんだと思う」

 時代劇オタクで勝新を敬愛する高校3年生のハダシ(伊藤万理華)は、映画部に所属しながら、時代劇が撮れずにくすぶっていた。

 そんなある日、自分が脚本を書いた時代劇の侍役にぴったりの凜太郎(金子大地)を見付けたハダシは、仲間を集めて映画「武士の青春」を撮り始める。だが、実は凜太郎は未来から来たタイムトラベラーだった…。

 監督のハダシをはじめ、主演の凛太郎、撮影のビート板(河合優実)、殺陣のブルーハワイ(祷キララ)、助演のダディボーイ(板橋駿谷)、録音と音声の駒田(小日向星一)と増山(池田永吉)、照明の小栗(篠田諒)という七人の仲間たち。

 彼らが映画を作る楽しさを体現し、見ているこちらも、彼ら一人一人が愛おしく思えてくる。中でも、30過ぎで朝ドラ「なつぞら」に続いて、またも高校生を演じた板橋が傑作だった。

 監督・脚本の松本壮史と脚本の三浦直之は、恋と友情、時代劇、SF、学園ドラマといった、さまざまな要素を混在させながら、ハダシの「映画って、スクリーンを通して今と過去をつないでくれるんだと思う」という言葉に代表されるように、端々に映画への愛を表している。そして、この映画の場合は、自主製作映画のようなノリがまたいい。

 さて、実は、自分も大昔の高校時代、意気揚々と映画部に入ったのだが、男子校だったもので“女優”がおらず、妙な映画作りになりそうだったので、すぐに退部してしまったという、苦い思い出がある。結局自分は、映画を作るよりも見る方が好きだったのだろう。

 という訳で、この映画のことは、昨年の東京国際映画祭で上映された時から気になってたのだ。そんな、何やら甘酸っぱい思いを抱きながら見たことに加えて、映画製作ものとタイムトラベルもの、それに時代劇も大好物なので、そこもまたツボだった。それに、ちゃんと青春映画になっているところにも好感が持てた。

 また、素人っぽいところが逆にいいという意味では、『カメラを止めるな!』(17)にも通じるところがあるかもしれないと感じた。

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『カラミティ』

2021-06-13 07:22:05 | 新作映画を見てみた

 レミ・シャイエというフランス人の監督が、西部開拓時代のアメリカに実在した女性ガンマン、カラミティ(疫病神)・ジェーンの子ども時代を創作を交えて描いた長編アニメーション。

 実際のカラミティの生涯は謎に包まれており、どこまでが事実で、どこからが伝説なのかがはっきりしない。だから創作が入り込む余地がある。

 シャイエ監督は、詳細は不明だが、カラミティが生前「幼少期に一家でミズーリ州からモンタナ州まで楽しい旅をした」と語っていた点に着目したという。そこで、描く年代を彼女の少女時代の1863年とし、舞台をワイオミング州(ホットスプリング郡)からアイダホ州へ向かう「オレゴン・トレイル」に設定。母の死後、父が幌馬車隊に加わり移転先まで旅をする物語とした。

 女性は女性らしくという西部開拓時代。この映画の主人公マーサは、旅の途中で負傷した父の代わりに、家族を支えるために髪を切り、ジーンズを履くことを決意する。そして、生きていくために必要な乗馬、馬車の運転、投げ縄といった“男の作法”を苦労して習得する。

 というわけで、伝説の女性ガンマンの誕生秘話の側面もある本作は、マーサを“ジェンダーレスな生き方”を選択した女性として描いている。そこに“今の視点”が入り、今の時代にカラミティ・ジェーンを描く意義が生まれる。

 日本のアニメとも、アメリカのアニメとも違う、独特の質感と色遣いが印象に残ったが、イタリア語のマカロニウエスタンならぬ、フランス語の西部劇というのは、やはりちょっと妙な感じがした。

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ビデオ通話で西部劇談議『カラミティ・ジェーン』とミュージカル西部劇 その2

2021-06-12 18:57:50 | 駅馬車の会 西部劇Zoomミーティング

 続いて、主なミュージカル西部劇。『タイトル』(製作年)、原題、監督、出演者の順。

『ローズ・マリイ』(36)Rose-Marie W・S・ヴァン・ダイク二世、ジャネット・マクドナルド、ネルソン・エディ 

『ハーヴェイ・ガールズ』(46)The Harvey Girls  ジョージ・シドニー、ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー(劇場未公開・DVD発売)

『バッシュフル盆地のブロンド美人』(49)The Beautiful Blonde from Bashful Bend  プレストン・スタージェス、ベテイ・グレイブル、シーザー・ロメロ (劇場未公開・DVD発売)

『アニーよ銃をとれ』(50) Annie Get Your Gun ジョージ・シドニー、ベティ・ハットン、ハワード・キール * アカデミー賞ミュージカル音楽賞
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4e21dc99fec00e132f2ba768512ba0f0

『カラミティ・ジェーン』(53)Calamity Jane デビッド・バトラー、ドリス・デイ、ハワード・キール *「シークレット・ラブ」アカデミー賞歌曲賞
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ea0bce7d9e93906d01f27dab75eed957

『オクラホマ!』(53)Oklahoma! フレッド・ジンネマン、ゴードン・マクレー、シャーリー・ジョーンズ

『掠奪された七人の花嫁』(54)Seven Brides For seven Brothers  スタンリー・ドーネン、ハワード・キール、ジェーン・パウエル  *アカデミー賞ミュージカル音楽賞

『ローズ・マリー』(54)Rose Marie  マービン・ルロイ、ハワード・キール、アン・ブライスローズ *『ローズ・マリイ』(36)のリメーク

『ペンチャー・ワゴン』(69)Paint Your Wagon ジョシュア・ローガン、リー・マービン、クリント・イーストウッド

『サボテン・ブラザース』(86)!Three Amigos! ジョン・ランディス、スティーブ・マーティン、チェビー・チェイス
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/14c6c0448bc2d1373e5abd71c4a46b96

『パラドックスの瞬間』 (18)Paradox ダリル・ハンナ、ニール・ヤング、ウィリー・ネルソン *Netflix配信

おまけ 歌うカウボーイ=Singing Cowboy  ロイ・ロジャース、ジーン・オートリー、ジョン・ウェイン 

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ビデオ通話で西部劇談議『カラミティ・ジェーン』とミュージカル西部劇 その1

2021-06-12 18:56:46 | 駅馬車の会 西部劇Zoomミーティング

 今回のお題は、ドリス・デイ主演のミュージカル西部劇『カラミティ・ジェーン』。というわけで、下調べを。

 まずはカラミティ・ジェーンの主な登場映画から。『タイトル』(製作年)、原題、監督、カラミティ・ジェーン役 ワイルド・ビル・ヒコック役の順。

『二挺拳銃』(23)Wild Bill Hickok クリフォード・スミス、エセル・グレイ・テリー、ウィリアム・S・ハート

『平原児』(36)The Plainsman セシル・B・デミル ジーン・アーサー、ゲーリー・クーパー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5f35ba6c21a1dd5a3fa9b8d1c28d6f00

『無法地帯』(41)Badlands Of Dakota アルフレッド・E・グリーン、フランセス・ファーマー、リチャード・ディックス

『腰抜け二挺拳銃』(48)The Paleface ノーマン・Z・マクロード、ジェーン・ラッセル *「ボタンとリボン」アカデミー賞歌曲賞

『カラミティ・ジェーンとサム・バス』(49)Calamity Jane and Sam Bass ジョージ・シャーマン、イボンヌ・デ・カーロ(劇場未公開・DVD発売)  

『カラミティ・ジェーン』(53)Calamity Jane デビッド・バトラー、ドリス・デイ、ハワード・キール *「シークレット・ラブ」アカデミー賞歌曲賞
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ea0bce7d9e93906d01f27dab75eed957

『シャイアン砦』(66)The Plainsman デビッド・ローウェル・リッチ、アビー・ダルトン、ドン・マレー

『ワイルド・ビル/荒野のガン・ファイター』(95)Wild Bill ウォルター・ヒル、エレン・バーキン、ジェフ・ブリッジス(劇場未公開・DVD発売)

『トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡』(95)Tall Tale ジェレマイア・S・チェチック、キャスリン・オハラ(劇場未公開・テレビ放送)

『バッファロー・ガールズ/カラミティ・ジェーンの半生』(95)Buffalo Girls ロッド・ハーディ、アンジェリカ・ヒューストン、サム・エリオット(劇場未公開・ビデオ発売)

『デッドウッド~決戦のワイルドタウン~』(19)Deadwood ダニエル・ミナハン、ロビン・ワイガート(TVM・テレビ放送)

『カラミティ』(20) Calamity, une enfance de Martha Jane Cannary レミ・シャイエ、アニメーション

 

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『ゴーストバスターズ2』

2021-06-12 11:16:41 | 映画いろいろ

『ゴーストバスターズ2』(89)(1990.1.12.東劇)

自由の女神が動いちゃうんです

 年明け早々、またもや続編ものである。いいかげんよしなさいと思う半面、最近はそこそこ面白いものを作られてしまうし、こちらも何だかんだと言いながらも見てしまうのだから、文句も言えまい。

 さて、5年ぶり(もうそんなにたつのか…)に登場のゴーストバスターズの皆さん。多少、老けたなあとは思うものの、全員勢ぞろいということで、まずは続編の最低条件をクリア。

 そして、前作に続いて、実に巧みにニューヨークという街を生かしたアイデアの数々の勝利という気がするし、相変わらずチャランポランなビル・マーレーをはじめ、全く湿っぽいところがなく、単純に遊びを楽しんでいるような、明るいコメディに仕上げているところがいいのだろう。

 例えば、前回のマシュマロマンに続いて、今回は何と自由の女神を動かしてしまうというハチャメチャぶりがいかにもアメリカ映画らしくていい。日本でも昔、実相寺昭雄が、ウルトラシリーズの中で鎌倉の大仏が動き出すというアイデアをドラマ化しようとしたが、没になったという。

 いいアイデアが浮かんでも、それを映画にできない日本、一体何のための経済大国なんだろうと、こんな映画を見ながら考えさせられるのでは、何とも情けない話ではある。

By the Way.ジョン・ベルーシの二番煎じと言われたビル・マーレーが順調に成長しているのに比べると、ベルーシに置いていかれた相棒ダン・エイクロイドが、この映画でもいささか影が薄かったのが、少々気掛かりだった。

『ゴーストバスターズ』(84)(1985.3.12.日本劇場)

【今の一言】1985年の正月映画の目玉は、この映画と『グレムリン』『ゴジラ』だった。その3つの頭文字を取って「3G対決」と呼ばれていたことを懐かしく思い出した。

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