夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

楪・交譲葉・杠・親子草・ゆずりは の話

2010-12-03 21:02:55 | うんちく・小ネタ

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お正月の御飾りに欠かせない木の一つに楪(ゆずりは)があります。

新芽が開いて来ると、古い葉は垂れ下がって、新芽に譲る形になります。

その姿が、父子相続に等しいので、子孫繁栄を願って、万葉集の頃から、縁起物として正月飾りに用いられています。

我が家の玄関前に、長男が二十歳になった頃鳥が交譲葉(ゆずりは)の種をプレゼントしてくれました。

昔から、『大きな木の下には小さな木しか育たない』と言われています。

周囲から、『小手毬の家』と呼ばれる程、見事な、自慢の小手毬の木のど真ん中でしたけれども、杠(ユズリハ)を大切に育てることにしました。

十年程で、こんなに大きな木になって、見事な葉と紅い茎を見せてくれます。

親子草(ゆずりは)は、世代交代の大切さを教えてくれました。

楪のおかげかどうか解りませんが、息子達三人結婚して独立しました!

私の大好きな小手毬は、ユズリハに『場所を譲り』、頭を切り詰められて、小さくなり、元気なく、弱々しく、まるで現在の私のように老いさらばえています?

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          紅白の万両                                          橙色の千両

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            南天                  万年青