夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

夢見るタンポポおばさんのお花を長持ちさせる方法

2010-12-30 20:18:39 | 日記・エッセイ・コラム

皆様おしまいなさいまし

今日は寒々とした一日でしたね。

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今日私は、お正月の活け花を長持ちさせる方法他をお知らせします。

まず花瓶の消毒です。

雑菌の繁殖が、お花の寿命を縮めるのです。

私は漂白剤を水で薄めて、2~3時間花瓶を満タンにして中を消毒します。

花瓶ごと水に入れると、ヌルヌルして大切な花瓶を割るといけません。

また焼き物の種類によっては、変色してしまいます。

水は大体5~10センチメートルの深さだけ入れます。皆さんお水を沢山入れ過ぎているのです。

茎の先端部だけが水を吸い上げているのです。

勿論お花が水につくように活けてあげて下さいね。

先は斜めに切ります。水を吸い上げる部分を少しでも、大きくするためです。

お花を長持ちさせる薬も売っているようです。けれども、私はお金を掛けない主義ですので、10円玉を一つ入れます。つまり十円で済ませています。

水が少なくなったら、急須で花瓶の縁からそっと注いであげて下さい。

千両の実なども落ちません。

またカサブランカなどの洋花は花粉が着物につくと大変ですので、予め、雄しべの先を切っておくと安心です。

特に呉服につくと汚れ落としは無理だと思って下さい。

リビングに置いている花を夜は、暖房の効いていない玄関などに置くと、それだけで持ちが全然違って来ます。

ストックなどの花殻はこまめに取り除いて下さいね。

蕾が次々と咲いて来ますよ。茎の先が傷んできたら、変色した部分を切ってしまいます。その時は、全体をきれいに洗って、もう一度水上げをします。

私は大体1ヶ月は保たせることができます。

金や銀でスプレーしてある柳などは、根が生えて来て、庭に移植したところ、大木になってしまいました!