皆様おしまいなさいまし
今日は寒々とした一日でしたね。
今日私は、お正月の活け花を長持ちさせる方法他をお知らせします。
まず花瓶の消毒です。
雑菌の繁殖が、お花の寿命を縮めるのです。
私は漂白剤を水で薄めて、2~3時間花瓶を満タンにして中を消毒します。
花瓶ごと水に入れると、ヌルヌルして大切な花瓶を割るといけません。
また焼き物の種類によっては、変色してしまいます。
水は大体5~10センチメートルの深さだけ入れます。皆さんお水を沢山入れ過ぎているのです。
茎の先端部だけが水を吸い上げているのです。
勿論お花が水につくように活けてあげて下さいね。
先は斜めに切ります。水を吸い上げる部分を少しでも、大きくするためです。
お花を長持ちさせる薬も売っているようです。けれども、私はお金を掛けない主義ですので、10円玉を一つ入れます。つまり十円で済ませています。
水が少なくなったら、急須で花瓶の縁からそっと注いであげて下さい。
千両の実なども落ちません。
またカサブランカなどの洋花は花粉が着物につくと大変ですので、予め、雄しべの先を切っておくと安心です。
特に呉服につくと汚れ落としは無理だと思って下さい。
リビングに置いている花を夜は、暖房の効いていない玄関などに置くと、それだけで持ちが全然違って来ます。
ストックなどの花殻はこまめに取り除いて下さいね。
蕾が次々と咲いて来ますよ。茎の先が傷んできたら、変色した部分を切ってしまいます。その時は、全体をきれいに洗って、もう一度水上げをします。
私は大体1ヶ月は保たせることができます。
金や銀でスプレーしてある柳などは、根が生えて来て、庭に移植したところ、大木になってしまいました!