夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

終活と言う言葉を初めて知りました

2010-12-10 21:54:35 | 日記・エッセイ・コラム

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今朝新聞で初めて、『終活』と言う言葉を知りました。

就活や、婚活の派生語。

最期の時に向けて、お迎えが来る前に、残される者に迷惑を掛けないように、準備をすることの造語のようです。

国文卒で、元国語教師なのに、『知らない』と言っても恥ずかしくはない新しい言葉のようです。

旅立つ前の当たり前の、身辺整理が、終活とは何て嫌な言葉なのでしょう。

霊園や、お墓、葬儀屋さんの陰謀で作られた造語なのでしょうか?

人間の死亡率は、100%で、遅かれ、早かれ、みんなお迎えが来ます。

『いつ、何処で最期の時』に老いも若きもありません。

人生そのもの、この世に生を受けたその日から、毎日毎日が、終活と言うことになります。

言い換えれば、今の生活そのものが、終活なのです。毎日周りの者に迷惑を掛けないようにする。

要らない物を整理する。

一日一日を大切に生きる。時間を大切に使う。

至誠と奉仕の心を持つ。

人と良い思い出を作る。

だから生活と呼んで欲しい。

死ぬために生まれて来たのではありません。

死んだら、終わりではありません。

活き活きと生きた人生は、誰かの心に何かを残すことでしょう。