夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

危ない老女・もっと危ない老女

2018-05-29 21:39:19 | 日記・エッセイ・コラム

                                

       自宅プランターで 鈴なりのミニトマト            2018年5月28日(月) 

 危ない老女

5月28日午前11時頃、

神奈川県茅ヶ崎市で、

90才の老女運転の車が、

歩行者四人をはねて、57才の女性が死亡。

運転手を含む四人が負傷。

のニュースは、『また老人の運転の事故か』の思いで聞いた人が殆どだと思う。

 

昔は、交通死亡事故は、若者の無謀運転や不慣れな運転。

飲酒運転等が多かったと思います……

が今や、交通死亡事故と言えば男性、女性共に老人絡みが多いです。

超高齢化社会を迎えて、早急に対策を講じないと、危険で街中を歩けなくなってしまいます。

              3月に90才で運転免許更新??

ガードレールにこすったり、自損事故を起こしているのに、ゴールド免許???

家族や周囲の人々は運転を止めさせなかったのでしょうか?!

 亡くなった57才の女性と遺族が気の毒です。

 茅ヶ崎市なら他の交通手段も在ると思うのですが、どうしても運転をしなくてはならない理由があったのでしょうか?

 

         もっと危ない老女

 昨日通院先の整形外科で、茅ヶ崎の90才の老女と思考回路がソックリな、富士の危ない老女に遭遇しました。

    Г自転車で転んで怪我をした。」と言って、独りでタクシーでやって来ました。

家族や付き添い人は無しです。

膝辺りまで、腫れて膨れ上がった脚を捲り上げて、痛々しい姿ですが、何故か不思議と威勢が良いのです!

 

中待合室の誰にと言う訳でもなく、大きな声で、

Г『もう自転車に乗るな。』と言われているから、ばれると叱られる。」と何度も言っていました。

Г 自転車は、壊れちゃったから、某公共施設に隠してきた。」

Г家族には、家で転んで怪我をしたと言って、某公共施設からタクシーで来た。」

と悪びれる様子も、シュンとする様子も微塵も見せずに、武勇伝を語るかのように、まくし立てていました。

 偶々、次が私の順番でしたので、診察中の彼女の大声が中待合室迄筒抜けでした。

Гヒビが入っている?!」Г骨折はしていない。」と気丈に聞いていました。

   怪我に狼狽えるどころか、何か得意気な様子です……

       家族はさぞや大変だろうなぁとつくづく思いました。

診察室から、

車椅子に乗せられて、看護士さんに押して貰って、

外に出て来てからも家に連絡する訳でもなく、

誰かが慌てて迎えに来る訳でもなく、

薬局の事務員さんに電話をさせてタクシーで帰って行きました!

タクシーを呼びつける方法等が、

何か慣れている感じです……

  Г多分年がら年中、こんなことの繰り返しなんだろうねぇ…」とケビンと話ました。

 もし自転車で転んで、怪我をしたのが、彼女ではなくて、登下校中の子供達や、幼児を連れたお母さん、車椅子に乗って歩道を通行中の人々だった場合、

大変な損害賠償を請求されると知っているのでしょうか?

もう自転車の運転は危険!!と理解しているのでしょうか?

 昔は昔。

今は今。

昔は、毎日自転車に乗って、颯爽と走っていたかもしれません。

がもう年を考えなさい年を!!

  タンポポおばさん心の声

悪いことは言いません!

膝にヒビが入っているだけでなく、家族関係にも間違いなくヒビが入っていると思います……

   家の中で転んで怪我をしてもあれほど酷い腫れの膝や脚を見たら、

普通の家族関係だったならば、必ず付き添って様子を聞いたり、送迎したりしてくれると思います……

強すぎる 思い込み。

自己中な態度は改めましょう!!