晩秋の富士山麓
2018年11月11日(日)
静岡県 富士市 からの富士山
富士山麓 富士サファリパーク付近にて
車の中から、応援の気持ちを込めて撮影しました!
富士山麓 や伊豆は、2020年の東京オリンピックの自転車競技会場になるようです。
出掛ける度に、サイクリングをしている方々が増えている気がします!
私も元気だったら、〔ほんの少しだけ〕 風を切って走ってみたい!!
裾野市須山付近にて
手前の赤い植物は、蕎麦の 残骸です…
今年は、台風の塩害で殆ど全滅してしまったそうです。
丹精込めて育てても、たった一晩の暴風雨でこんなに悲惨な姿です…
手前の有棘鉄線や柵は蕎麦畑の持ち主が、侵入防止策として作製した物です。
鹿や猪だけでなく、富士山と赤い蕎麦畑のコラボレーションを狙った、
写真撮影者が蕎麦畑を踏み倒したり、荒らしたりするのを防ぐのが主な目的のようです。
とても丁寧に綺麗に刈り取られたススキ 野原
ススキの刈り取りとは
東富士演習場の入り会い地のススキを刈り取って富士山麓に沢山在る茶畑に敷きます。
茶の保温と、雑草の防衛。
そして肥料の役目。
近隣の農家にとって、冬場のとても大切な農作業です。
昔は、茅葺き屋根の材料にもしました!
美しくも厳しい環境
宝永の噴火の噴出物
裾野市立 富士山資料館 にて
富士火山の噴出物
真ん中の穴は、流れ出た溶岩流に依って、大きな樹木が燃えて焼け尽きた跡です。
溶岩流は冷えて固まってこのような岩の形になります。
※宝永の噴火
1707年(宝永4年) 12月16日(新暦)から噴火を開始した爆発的な噴火活動
御先祖様達に感謝します!!
こんなに大きな火山弾が降り注ぎ、大きな樹木たちを焼き尽くす溶岩流が流れる中、灼熱地獄のような熱さ、噴き出して止まない
噴煙と続く地震。降灰による呼吸困難や、噴石で荒れ地と化した農地では作物も育たず、飢えと寒さに耐えながら、
御先祖様達は、よくぞ富士山麓に生き続け、命を繋いで下さったものだと思います。
仲間や家族で少ない食べ物を分け合って助け合いながら生きて来たと教えられています。
富士山麓の住民が、全国で一番地震や災害への備えが熱心なのも、先祖の苦難の歴史が有るからだと思っています。