夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

生柿渋抜き甲州百目柿と静岡四溝柿

2018-11-18 21:53:20 | 日記・エッセイ・コラム

上から見たところ

右側の巨大な柿   甲州百目柿

左側 静岡県東部育ちの私たちの知っている普通の大きさの柿 四溝柿

横から見たところ

やや小ぶりの四溝柿と比較すると大きさが良く解ります。

甲州百目柿も

四溝柿も渋柿です!

 

 

左側は甘柿の富有柿

右側が渋柿の甲州百目柿

渋抜き甲州百目柿二個入り 150円

税込み162円です。

甘柿は大きさの比較に置きました。

少し小ぶりのアルコール抜きの四溝柿

700グラムで150円です。

焼酎で渋抜きした、少し大きめの形の揃った四溝柿

色形が揃っていると1キログラム(柿七つ)入りで430円です。

                        渋抜き柿

渋抜きした甲州百目柿を見たのも、食べたのも昨日が生まれて初めてです!!

(多分)

もしかしたら小さな頃食べたことが有るかも知れませんが、静岡県富士山麓産の私の中では、渋抜き渋柿は四溝柿です!!

 

甲州百目柿は、枯露柿!!!

干し柿のブランド品です!!

桐の箱に入った冬の贈り物。

超の付く高級干し柿。

そんな貴重な柿の渋を抜いて、一つ75円で、プラスチックのパックに入れて

村の駅の外で売るなんて……

  昔のように、皮を剥いて干して丁寧に仕上げる手間暇を掛けるよりも手軽に現金化しようと生産者が考えているのかも知れません。

  中間山地では農業は高齢化問題がとても深刻な問題です。

柿の木は折れやすいので、枝の剪定も老人には危険です。

皮むきや柿干しなど手間暇と根気の必要な細かい作業をやる農家の人材不足。

めったに口に入らない枯露柿も、最近では高級スーパーの店頭でさえ殆ど見掛けなくなりました。

 

   代わりに登場した渋抜き百目柿

見た目は少々悪いのですが、

流石  極上の柿が醸し出す美味☆☆☆☆☆

メチャメチャ美味い☆☆☆☆☆

ケビンが、Г   もっと  いっぱい買って 来れば良かった。。」

  明日また山梨県   南部町  道の駅 なんぶ

なんぶ村の駅に買いに行って来ようかと言う位甘くて、柿らしい味わいです!!

 

昨日私が、むらの駅の外で、「これ買おうかしら」って言った時

Г渋いんじゃ無い?」とか

Г  マズいんじゃ 無い」   とか言って、買うのさえ反対して、

パックにそのまま食べられます

生柿渋抜きと書いた紙が入っているのを確認してから、

私がブログ用に一パック買って来たの忘れているんじゃ無いでしょうね~

       売れ残っていました!!

実は見かけが馬鹿デカい巨大な柿なので、みんな気味悪がって、誰も買う人がいなくて、

昨日は身延山への行き帰りに立ち寄ったのですが、沢山売れ残っていました!

   四溝柿のさらし柿ならば、静岡県富士山麓の産地直売所や農民市場等では

美味しい生産者さんの物から直ぐに売り切れてしまいます!!

 

大好物の渋柿のさらし柿 抜き柿の考察をしました。