夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

出来ることは出来る内に片付けて置く

2018-12-10 21:01:26 | 日記・エッセイ・コラム

                         出来ることは出来る内に片付けて置く

 生命保険の宣伝文句ではありませんが、

もし万が一、夫婦のどちらかが、事故や災害、病気などで

突然死したり、

判断能力が落ちたり、介護が必要になった場合、

お金の面だけで無く、

各種手続きがとても難しくて、本当に大変なことになると思います!!

 

 先ず市役所に行くのに、交通手段がありません!

あちらこちらの役所や金融機関に行く足が無いと、タクシーで移動することになると思いますが、

身体が不自由で、近距離だと嫌がられます。

 

 身体が不自由だと、行く先々で、自然と上から目線の扱いをされます。

自分のお金でさえも、何に使うのかとか、あの書類、この書類が必要と色々と詮索されたり、指示されて不備が在ろうものなら

もう一度足を運ぶことになります。

振り込み詐欺防止の為、厳しくしているのは納得します。

老人のお金を勝手に使い込むのなんてもってのほかですが、

子供や兄弟、配偶者が勝手に使い込むなどという話は良く聞きます。

 

 親戚付き合いや、近所付き合いなど誰でも揉め事や厄介な件には巻き込まれたくないと思っていると思います。が

生きている限り、人間関係は付いて回ります。

例え死んでも、葬儀を始め墓や相続。

口出し出来ない、意志表示が出来ないだけ、もどかしい!

 

 巻き込まれる方も巻き込む方も不幸です。

終活

初めて聞いた時には何て嫌な言葉だろうと思いました。

が残された片方が生きて行くためにだけで無く、

自分自身も安心して、荷物や財産などの片付けをして、

安心して最期の時を迎えられるように、

出来ることは出来る内に片付けて置く。

 

今日生まれて初めて、家庭裁判所に相続放棄の手続きに行って、

改めて実感致しました。