誠心院
和泉式部
和泉は女にて候
あの与謝野晶子 が、Г和泉式部全集解題」の中で和泉式部のことを
『陰影多き灯下のバラ』と評している。
「和泉式部歌集」によれば
道長がГうかれ女」と言ったとある〈226番の歌の詞書〉
「妖婦」またГ愛欲の奴隷」とも言われている。
夫、橘道貞、
為尊親王、弟の敦道親王、藤原道長の家司藤原保昌他
名の知れる者だけでなお五、六をあげえよう。
両親の死に会ってさえ死を悼む歌を残していない式部が、敦道親王の場合に限って、哀傷の歌120有余首
を記録している。
岩波書店 日本古典文学大系和泉式部日記 遠藤 嘉基 校注 を参考にしてまとめました。
賑やかに人々が行き交う通りから一歩入ると訪れる人も無くて寂しい程に静まり返ったお寺です。
梵字と漢字で経文が彫られています。
鈴成り輪の文字が分かり易いように、写真の向きを横にしました。
御朱印帳へも、現在の住職夫人が自ら記帳して下さいました。
歴史と伝統を守って行く事は、本当に大変なことです。