夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

黒法師の苦労

2019-12-10 22:14:18 | 日記・エッセイ・コラム

 

伸びすぎた黒法師が折れそうだったので、途中で切った所、茎から

黒法師の子供?が次々と生えて来て、とても賑やかになりました!

今は大きな茎は二本。

 

   最初は一本だった茎は何時の間にか、三本に増えてかなり鬱陶しくなっていました。

 折れかけていた茎は途中で切った後、別の鉢に移植して、今は、極めて元気になっています。

 

  元々在った茎は、グングン伸びてこんなに背高ノッポさん!

まるで牡丹の華の様に美しかった天辺の葉の中にも、

 所謂『分家』 が出来て、頭でっかちさんになってしまいました!

丈夫な支えが無いとしっかりと立っていられないようです!

 姿形も崩れて来て、往年の美しい面影はありません! 

 

   

昔 チョコレートのコマーシャルで

  『大きいことはいいことだ』と山本直純さんが大声を張り上げていましたが、

昔も今も、大きいことや、高いことがよいこととは限りません。

 

 『ウドの大木』や『大男総身に知恵が廻りかね』等が昔も今も、人口に膾炙していることからも、

 全く違っている訳でも無いのでしょう。 

(米国、トランプ支持者に日本のこの諺を知って欲しいです!!)

 

 巨大化した恐竜然り。

 巨木の末路然り。

大きな図体を養う食糧。

巨木の幹や枝葉を支え続けて、栄養を送り続け

暴風雨に耐えられる丈夫な根っこ。

 

 

 『  大きな家には、大きな荷物   』

中位の家が一番長く続いて行く。

 今年良く聞くようになった  『身の丈に合った』

程々の暮らし

 

個人の家だけでなく、企業や組織、国家。

色々なことに共通していると思います。

 

   2019年12月10日(火) 

タンポポおばさん記