夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

万両

2019-12-13 21:47:11 | 日記・エッセイ・コラム

万両

 立ち姿

令和元年十二月十二日  自宅庭にて撮影

 

  上から撮影

 

            万両

     赤い実と常緑の元気な葉が特長

 一両の一万倍の価値が有ると名付けられた植物

 

  秋、 絢爛豪華に美しさを競っていた紅葉や銀杏の葉が、木枯らしに吹かれて舞い散り、

人々の足元で枯れ葉が塵に変わる師走。

来年は良い年でありますようにと言う願い

新年こそは、と新しい希望が生まれる時期に、

突然目に入って来る赤い実。

艶々とした緑色の葉。

庭の梅や楓等の根元に静かに佇んでいる背の低い万両。

一年中其処にいて、 可愛らしい小さな白い花を咲かせているのに、

大抵の人には、気付かれないで、ほめられもせず、ひっそりと佇んでいる植木。

 

正月が近づいて来ると、葉と同じ緑色の実は、教えられた訳でも無いのに、

徐々に赤く変色して、暮れには美しい艶々した深紅の実になります!

日本のお正月のお目出たい植物の代表です。

     

キリスト教 冬の最大の行事、クリスマス 。

クリスマスカラーも赤と緑。

白い雪の世界に赤色と緑色。

国旗でも赤と緑って良く使われていますので、力や希望を与えてくれる不思議な気のある色なのでしょうね…多分