万両
立ち姿
令和元年十二月十二日 自宅庭にて撮影
上から撮影
万両
赤い実と常緑の元気な葉が特長
一両の一万倍の価値が有ると名付けられた植物
秋、 絢爛豪華に美しさを競っていた紅葉や銀杏の葉が、木枯らしに吹かれて舞い散り、
人々の足元で枯れ葉が塵に変わる師走。
来年は良い年でありますようにと言う願い
新年こそは、と新しい希望が生まれる時期に、
突然目に入って来る赤い実。
艶々とした緑色の葉。
庭の梅や楓等の根元に静かに佇んでいる背の低い万両。
一年中其処にいて、 可愛らしい小さな白い花を咲かせているのに、
大抵の人には、気付かれないで、ほめられもせず、ひっそりと佇んでいる植木。
正月が近づいて来ると、葉と同じ緑色の実は、教えられた訳でも無いのに、
徐々に赤く変色して、暮れには美しい艶々した深紅の実になります!
日本のお正月のお目出たい植物の代表です。
キリスト教 冬の最大の行事、クリスマス 。
クリスマスカラーも赤と緑。
白い雪の世界に赤色と緑色。
国旗でも赤と緑って良く使われていますので、力や希望を与えてくれる不思議な気のある色なのでしょうね…多分