夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

青空の下 初冬を彩る 赤 朱 紅 黄 の植物

2010-12-06 21:22:11 | 写真

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久しぶりにセニアカーで近所を散歩?する

名も知らぬ木が、突然真っ赤に色づいていて、はっとさせられる!

木立の中に黄葉している樹形の良い木。緑の中で、その存在さえも気付いていなかった。

ある日突然変身して、みんなをビックリさせるオシャレさん!!

山茶花は、本当に健気な花。

垣根にして、刈り込んでも、毎年沢山蕾をつけて、寂しくなった庭を赤い花で、明るくしてくれる。

こんなに沢山花をつけて、樹は大丈夫なのかと心配になる。

本格的な冬を前に、みんな輝いている!


初冬の富士山麓

2010-12-04 20:27:59 | 写真

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富士市から十里木、富士山子どもの国を通り過ぎ、東富士演習場のススキ野原を脇に見て、、小山町の富士霊園に墓参しました。

帰り道、私の故郷愛鷹山に夕日が沈む光景を、反対側から初めて見ました。

空が、金色に輝いていました。

空気の流れの関係か、空の明るさが、V字に変化していました!

私は、ススキが風に揺れる風情が好きな年寄り趣味の子どもでした。私の故郷愛鷹では、ススキを刈って、お茶畑に敷き詰めます。

今日もまた薄はキラキラと、銀色に輝いていました。

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楪・交譲葉・杠・親子草・ゆずりは の話

2010-12-03 21:02:55 | うんちく・小ネタ

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お正月の御飾りに欠かせない木の一つに楪(ゆずりは)があります。

新芽が開いて来ると、古い葉は垂れ下がって、新芽に譲る形になります。

その姿が、父子相続に等しいので、子孫繁栄を願って、万葉集の頃から、縁起物として正月飾りに用いられています。

我が家の玄関前に、長男が二十歳になった頃鳥が交譲葉(ゆずりは)の種をプレゼントしてくれました。

昔から、『大きな木の下には小さな木しか育たない』と言われています。

周囲から、『小手毬の家』と呼ばれる程、見事な、自慢の小手毬の木のど真ん中でしたけれども、杠(ユズリハ)を大切に育てることにしました。

十年程で、こんなに大きな木になって、見事な葉と紅い茎を見せてくれます。

親子草(ゆずりは)は、世代交代の大切さを教えてくれました。

楪のおかげかどうか解りませんが、息子達三人結婚して独立しました!

私の大好きな小手毬は、ユズリハに『場所を譲り』、頭を切り詰められて、小さくなり、元気なく、弱々しく、まるで現在の私のように老いさらばえています?

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          紅白の万両                                          橙色の千両

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            南天                  万年青


冬桃栗三年柿八年梅はすいすい十三年

2010-12-02 20:41:40 | うんちく・小ネタ

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冬は、 綺麗な色の果物を冷蔵庫に入れないで、いつも玄関にディスプレイしています。

お花がなくても、華やかな玄関になるでしょう!

拾って来た落ち葉や、木の実をアレンジして、楽しみます。

今日は、天狗の団扇の色づいた葉と、イチョウ。

お茶の実も、箕(み)に入れてみました。

お茶畑の縁でやっとのことで、殻付き5個。割れた実1個拾えました。

大きな実は獅子柚子(または鬼柚子)と言い、ザボンや文旦の仲間だそうです。

セニアカーで、散歩して農家のおばあさんから100円で買いました。

Гジャムにしな」と教えてくれました。飾ったら、もちろん食べますよ!

夢見るタンポポおばさんの今日の覚えて楽しい日本語    

桃栗三年 

柿八年

梅はすいすい十三年

柚子の大馬鹿十八年

リンゴニコニコ二十五年

銀杏の気違い三十年

女房の不作は六十年

亭主の不作はこれまた一生

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左はお茶の花

右は白い椿の花

お茶がツバキ科の植物の為に良く似ています。