夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

悩みの無い人はいない

2019-12-16 22:33:35 | 日記・エッセイ・コラム

悩みの無い人はいない

 東京都練馬区の自宅で今年6月、当時44才の同居の長男を刺殺したとして殺人罪に問われた

 元農林水産事務次官の熊沢英昭被告(76才)に対する裁判員裁判の判決が今日言い渡されました。

 

何もかも恵まれている、外からは何不自由無いように見えたエリート一家。

事件までの経緯が明らかになればなる程、

日本の教育の格差、熱心な子育て、学校でのイジメ、家庭内暴力、

働き手たちが働き過ぎで家庭崩壊寸前の状況にあること、子供たちの不安や不満、寂しさや本音…

就職出来ないで引きこもりになった若者が、無職の中年男に変遷して行く様子、

現代の日本の抱える闇の部分を象徴する部分が、これでもかこれでもかと次々に出て来て、とても他人事とは思えません。

本当に悲しくて気が滅入る事件です。

 

     私なりの感想

     新聞やテレビ等でも、被告人の事を必ず元農水省事務次官と報道します。

普通に、元自営業とか元会社員だったら、テレビも新聞も、一面扱いの取り扱いにしたり、ネットでもみんなこんなに注目するでしょうか?

  せいぜい、また無職の引きこもり中年男性が年老いた父親に殺された位の地方社会面扱いの記事で終わります。

 

 タレントや教師、警察官等の不祥事等は、一般的な職業に比べて大きく報道される事が多いです。

 特別な職業だと思っている人々が多いからだと思います。

  私も、かっては教師や警察官等は社会の規範となる行動を期待される職業だったと言う思いを持っています。

 残念なことに、現在では、当事者たちさえも、教職員は聖職だとか、

警察官は正義感溢れる国民の手本となる規律正しさを求められる堅い職業だと思って奉職している方々は少ないと思わざるを得ません。

  タレントは昔はスターと呼ばれて華やかで人々の憧れ。星みたいに手の届かない場所でキラキラ輝いていました。

選ばれた一部の運と才能が有る人がなれた職業です。

当然みんなの注目を浴びますので、有名税として在ること無いことゴシップ等を書かれます。

覚醒剤使用での逮捕は、一般人よりは、注目度が高くなります。

 

東大法学部出身霞ヶ関農水省事務次官の肩書きの重さ

  警察なり、相談員等 何処かへ相談すれば良かったと言いますが、当事者にとっては

極めてプライベートな難しい問題を一度外に出してしまうと失うものが大き過ぎて絶対に出来ないと思います。

 例え思い切って、相談しても、関係機関などで、係や担当者をあちらこちら回されて、

さんざん待たされた挙げ句、所詮他人事。

引きこもりや家庭内暴力等には全く無縁な担当者に見当違いの話を聞かされて

『甘やかしすぎた』とか『親の育て方が悪い』とか、傷に塩を塗られる様な扱いを受けて、

『結局親の責任』でお終いです。

相談所等とは名ばかりで、法外な金銭を要求する悪質な所も増えているようです。

例え良質な所でも、  相談したことが本人にバレれば、本人の心が傷付いてまた家庭内暴力などが酷くなって、

家庭はまた滅茶苦茶になって行くだけです。

   

 育て方が悪かったと言われても、もう中学生にもなっている子供をお腹の中には戻せません。

   ありのままの本人を全部受容して話を聞くしか無いと思います。

見栄も恥も外聞も世間体と言う見えない体も全部捨てて、一人のお父さん、お母さんになるのです。

産まれて来た時嬉しかった事。初めて抱いた時感動したことなど話してあげて…

 

 報道で見聞しているだけですが、熊沢さんはとても真面目そうな方なので、御夫婦揃って、子供さんに

全てに優れていないと駄目だと決め付けていらしたのではないかと思います。

     別に東大法学部でなくても構わない!

     霞ヶ関の役人でなくても構わない!

     大金持ちでなくても結構。

大抵の日本人は、

  それでも、殺しも殺されもしないで生きている。

エリートはほんの少数。

富士山の山頂付近みたいなものです。

富士山の山頂からは、裾野の野原に咲く小さな花の美しさや

民家の食卓や居間の明かり、子供部屋は見えませんし、

家族の会話や笑い声は聞こえません。

 

 

お金を与えて目白の一軒家で飼い殺しみたいな事をしないで、

『可愛い子には旅をさせよ』

フーテンの寅さんみたいな気ままな生き方もあると腹をくくって自立させ、

『生きているだけで良いよ』と、最低限の旅費を持たせて、息子さんに

自分探し、自由の本当にいたい居場所探しをさせてあげたら良かったのかなぁとか考えます……

 息子さんが自分の本当にやりたいことを見つけられたら良かったのにと思います…

 

亡くなったお嬢さんや息子さんの御冥福と、残された御家族の心の再生を祈ります。

 

   

 


仕舞う

2019-12-15 20:31:44 | 日記・エッセイ・コラム

仕舞う

令和元年十二月十四日(土)

富士市雁金堤からの富士山   ケビン撮影

 

富士市雁金堤からの富士山は、愛鷹連峰に連なって裾野が長く女性的に見えます。

十二単の裳のような裾野です!

美しいコノハナサクヤヒメが舞を舞っているように見えますね!

 

  仕舞う

2019年12月14日(土)

山の家のカーポートと、物置を撤去しました。

後片付け中の先物員さんたち。

百人乗っても壊れない物置の在った場所。

跡地は、下の通りです!

      スッキリして、広々して見えますね!!

     災害の爪痕

 春の3.11の東日本大震災。僅か5日後の富士宮市を震央とする震度6.5強の地震。

夏には情け容赦なく当地方を襲った二度の台風。

 青色ビニールシートで覆っただけの近隣の家からの瓦やトタン等の飛来物の為に、物置やカーポートも傷付いて、

痛みが激しくなっていました。

毎年の様に台風や地震等激しい災害が起きていますので、何か在ってからでは大変です。

 今度は加害者側になってしまいます。

慈しんで育てて来た植木ですが、

高い所の手入れは危険なので、大きな樹はチェーンソーで伐採して貰い、中位の木は強剪定して短く刈り込みました。

 

  仕舞う

終う

しまう

片付けるよりももっと積極的な行為。

美しく終わる。

片付けると言うと、収納したり、置き場所を変えるだけの人が多いです。

 が仕舞うは終う。

棄てる。

捨てる。

即ち役割が終わること。。

     『おしまいなさいまし』

私の故郷の夕方の挨拶です。

主に老婆が、薄暗くなっても未だ畑で働いている若い嫁っ子や婿ドンに、

もう仕事を終了して家に帰って良いよと掛ける労いの言葉です。

 夕食後、寄り合いなどで皆で集まる時や、用事で余所の家を訪問する時に、

『おしまいなさいまし』と挨拶します。

北海道の『おばんです』みたいな感じですね…

 

  日頃モノを大切にしていないと中々仕舞えません。

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


富士山増毛中!?

2019-12-14 21:45:41 | 富士山

富士山増毛中

令和元年十二月十四日(土)

 

自宅庭からの富士山

天気  晴天  正午気温  18℃

空には、雲一つありません!

ところがですね~

富士山山頂付近から湯気!?

何!?

 

暑すぎたのかな…

 

増毛!?

 

富士山って…

お姫様でしょう?

あ~

今流行りの女性用増毛ね!!

夏の花   ルリマツリ  初秋に切り戻しをしたら一休みして、  また 元気いっぱいに咲いています!

 

 

 

 

暖冬の影響なのでしょうね…

富士山の湯気が、噴煙にならないことを祈っています!

 


万両

2019-12-13 21:47:11 | 日記・エッセイ・コラム

万両

 立ち姿

令和元年十二月十二日  自宅庭にて撮影

 

  上から撮影

 

            万両

     赤い実と常緑の元気な葉が特長

 一両の一万倍の価値が有ると名付けられた植物

 

  秋、 絢爛豪華に美しさを競っていた紅葉や銀杏の葉が、木枯らしに吹かれて舞い散り、

人々の足元で枯れ葉が塵に変わる師走。

来年は良い年でありますようにと言う願い

新年こそは、と新しい希望が生まれる時期に、

突然目に入って来る赤い実。

艶々とした緑色の葉。

庭の梅や楓等の根元に静かに佇んでいる背の低い万両。

一年中其処にいて、 可愛らしい小さな白い花を咲かせているのに、

大抵の人には、気付かれないで、ほめられもせず、ひっそりと佇んでいる植木。

 

正月が近づいて来ると、葉と同じ緑色の実は、教えられた訳でも無いのに、

徐々に赤く変色して、暮れには美しい艶々した深紅の実になります!

日本のお正月のお目出たい植物の代表です。

     

キリスト教 冬の最大の行事、クリスマス 。

クリスマスカラーも赤と緑。

白い雪の世界に赤色と緑色。

国旗でも赤と緑って良く使われていますので、力や希望を与えてくれる不思議な気のある色なのでしょうね…多分

 

 

 

 

 

 


嬉しい芽生え

2019-12-12 22:52:06 | 日記・エッセイ・コラム

嬉しい芽生え

令和元年十二月十二日(木)

自宅庭にて撮影

この芽生え

何の植物だか解りますか?

 ヒント  昔は、春の田んぼに薄紫色で沢山咲いていました。

         女の子は、花で首飾り等を編んで遊びました!

 答     レンゲ

 

     生協の花カタログにレンゲの花の種が出ていたので、子供の頃田んぼのレンゲ畑

     で遊んだ頃が懐かしくなって、一袋購入。田んぼは無いので、

      ケビンが畑の端っこに撒いてくれました。

      春の一面のレンゲ畑も楽しみです。が

      先ずは畑での 『芽生え』に大喜びしています。

 

2019年12月12日(木)

自宅からの富士山

毎日暖かな日が続いているので、春の植物たちが、年内に芽生えてしまっています。

  ラナンキュラス

  地植えのラナンキュラスも越冬しますので、

無事に越冬して綺麗な花を咲かせてくれると思います!

 

 ミニチューリップ

  おやゆび姫みたいな少し赤い芽解りますか?

プランター植えなので、霜が降りると言う予報が出たら、温室 兼物置に移動して防寒対策をするつもりです。

 

順調に生育中です。

春菊は大きな葉が沢山育っています。

お正月のすき焼き用に育てているのですが、間引きをしないとちょっと窮屈そうですね!

カラフルなサラダ菜は、双葉の時から自分色で芽生えて来るのですね…

紅葉みたいに途中で葉っぱの色が変化する葉や

イチゴやトマトみたいに熟したら青から赤に変化する方が、最初から赤よりも馴染みがあります。

 

    オマケ

感じ悪~い

 あの 京都河原町甘味処で お口あ~んの厚生省の52才の女性官僚

和泉首相補佐官と一緒に京都出張中の行動に対しての質問に対して

 

「おじいさんでしょ!」

Г何才だと思う?」

正解  66才   ( 私と同い年です。)

仮にも医師。

医学の教育を受けた教養の有る筈の、52才の女性厚生省上級官僚が、

雑誌記者と言う大人を相手にした口のききかたでしょうか?

相手の雑誌記者を見下した傲慢な態度が見え見えですね。

  色々詮索されるのが嫌だったら、 誤解を招くような お爺さんと “白昼 お口あ~ん”なんか おやめなさい。

                       不機嫌な富士山

 

   怒りで頭から湯気が…!!?