こんにちは。
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今週は年末カウントダウン!
年末に向けて流れてくる有名なメロディ。
ベートーベン“第九”をライトモチーフに
就職活動のヒントをお届けします♪♪
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就職活動では自分のことを
“どうやって企業にPRするか”という工夫が
一番難しい部分だろうと思います。
そんなことを考えていこう。
■場所により“騒々しい”ベートーベン?
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家内は、台所で料理をしているときにベートーヴェンの曲が流れてくるとイライラするという。モーツァルトやバッハなどのバロック系なら、いい気持ちで仕事がはかどるそうだ。
ベートーヴェンは、もちろん曲にもよると思うが、自己主張が強すぎるというのである。
「おれの音楽を聴け!聴かないとぶん殴るぞ!」
といった攻撃的な感じがあるのかもしれない。
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渡部昇一+渡部玄一「音楽のある知的生活」PHPエル新書から
ベートーベンの音楽は
たしかに“気軽に聴ける音楽”ではないという気もします。
★★
ある音楽が伝えるメッセージというのは
「そのメッセージを必要としている人」が
「必要なタイミング」で
「伝わるからこそ感動できるもの」かもしれません。
★★
■“キッチンにベートーベン”式の自己PRが多い
就活で書き上げたESや
合同説明会や面接での自己PRの内容が
たとえ
“ベートーベンの作品なみの素晴らしさ”であっても
提出先の採用担当者が読むときの立場によっては
「単に自己主張が強すぎる」とみなされることもあるんだ。
いくら自分が一生懸命にESを書いたからといっても
ESを読む人が同じように一生懸命に読むかどうか?
こういう場合は、書かれた内容の良し悪しというよりも
“キッチンにベートーベンのようなミスマッチ”
かもしれないと考えてみよう。
★★
キッチンにはモーツァルトのほうがいいらしいよ。
つまり
自己PRなどのメッセージを発信するときには
自分の主張と同じ程度に
相手の考えかた、感じ方をよく研究しなくちゃね!
★★
■音が聞こえなくても伝わるもの
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ベートーヴェンが息を引きとる直前、友人が四十巻にもおよぶヘンデルの作品※を贈った。じっとみつめるベートーヴェンのひとみに光がよみがえった。
彼はそれを指さしながらこう叫んだ。
「ああ、真理がそこに・・・」
※ヘンデルの作品
作曲家ヘンデルの作品全集のこと。
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スマイルズ/竹内均訳「向上心」知的生き方文庫から
ベートーベンの聴こえぬ耳には
目にしたヘンデル全集の楽譜から
“聴こえぬ名曲”を感じとっていたのかもしれない。
静かな音楽、聴こえぬ音のほうが
むしろ一番純粋で綺麗な音が響くのかもね。
:ESのヒント:
キーワードは徹底的に“音”を絞って、シンプルにいくのが一番だ。
じゃあまたね★