ランディとマルディを連れて深夜の散歩をしていたら消防署のサイレンが突然鳴り出した。どこかで火事なのかなと辺りを見渡したが煙は見えなかった。そしたら、ランディがサイレンにあわせて長々と鳴いた。遠吠えというのかな。お前、こんな芸があるのかと感心。犬の王道であるお手もお座りも出来ない犬たちだけど何か一つは身に付けているもんだね。マルディは何かな。outwardという小冊子がモンベルから届いていてパラパラとめくると上温湯隆のことが書いてあった。「サハラに死す」といえばわかるだろうか。「冒険とは、可能性への信仰である」この彼の生きることへの叫びに何度励まされたことか。単身サハラ横断に挑み志半ばで散ったけれど彼でしか彼の生き様でしか心を揺さぶられない。彼の後、サハラ横断に成功した人もいるだろうけど。やはり、オリジナルの強さか、彼の母親も立派だった。亡くなったとき新聞に小さく載っていたけど冒険家の母親らしくひっそりと社会の片隅でしっかりと生きた。息子の偉大さを知ってたかどうかわからなかったけどパートに出て息子の冒険をさりげなく助けたんだ。僕は、二人のファンだった。こんな若者がちょっと前まではごろごろいたのに…と今を嘆き当時をなつかしんでいた。
「サーハーヴィー」だったっけ。らくだの名前?タカシ カミオンユは、根強いファンがいるんだね
「サーハーヴィー」だったっけ。らくだの名前?タカシ カミオンユは、根強いファンがいるんだね