フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

空振

2011-02-03 19:24:49 | Weblog
くうしんと言う。はじめ、空振りと思ってスポーツの話かと思っていたら火山の噴火で起きる空気の揺れのことだった。それが、メガパワーで暑さ1cmのガラス窓なんか木っ端微塵だ。これは、僕らの時代なら、赤胴鈴之助の「真空斬り」だね。ゴクウのカメハメ波、北斗神拳もあるけど、あの空に描かれた空気の輪が「真空斬り」を思わせる。新燃岳の噴火は、いつまでつつくのでしょうか。このところの大雪、火山の噴火、まったく神の怒りとしかいいようがないのだけど黙々と、雪下ろしや、火山灰の処理をしている普通の人々の営みに頭が下がります。地球の最後ってこんな状態が永遠と続くことなのかなとふと思ってしまいました。しかしどんな状態に置かれても歴史と文化の背景がある限り、サバイバルして何とか生き延びる方策を考えるべきだろうと。ここのように、春のような陽気で雪もなく、火山もなくノンビリ欠伸でもしていたらいい環境ではなかなか実感がないんだけど、其処は、想像して気を引き締めなくてはと、なるべく不便に暮らすように心掛けている。
コメント
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