風景画なんて絵が描き始められてからあるもんだと思っていた。花鳥風月の文化にある国に育ったからだろう。水墨画にしても日本画にしても始めに自然ありきだから当然洋画もそうだろうと考えていたら洋画が成立して300年後だってね風景画が成立したのは。はじめての風景画「橋のある風景」が描かれたのは16世紀なんだ。アルトドルファーというドイツの画家によって。宗教画や聖人からの脱却に自然があった。その自然の広がりをテーマにし宗教人からクレームがないよう圧倒的迫力で自然を表している。アルトドルファーは建築家で細密画を描ける画家であるから写真のような自然の絵を丁寧に描いている。それはもう見事としかいいようがない。あの有名な「アレキサンドロス大王の戦い」の彼の絵のように視点が神の視点のように描かれている。アルトドルファーが風景画の父と呼ばれる由縁か。それにしても西洋と東洋はこれだけ違う。これだけは覚えておこう。花鳥風月の国に生まれたものとして。
goo blog お知らせ
最新記事
カテゴリー
- Weblog(6547)
最新コメント
- fennel/take over
- tkgmzt2902(ちゃぐまま)/take over
- fennel/n’est probablement pas un Van Gogh
- とまと/n’est probablement pas un Van Gogh
- fennel/ overtourism
- クリン/ overtourism
- fennel/ overtourism
- michi/ overtourism
- fennel/ overtourism
- kinntilyann/ overtourism
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo
- ゼロからはじめるフランス語
- 仏語独学で検定4級合格を目標に勉強中。
- 初心者フランス語奮闘記
- フランス語学習メモと学習奮闘記