「elegant」の訳を慶応から明治にかけて作られた日本初の「英和辞典」では美妙ナルと訳されていた。いまの辞書を見ると「優雅な」とか「上品な」とかの訳である。洗練されて美しいニュアンスだろうが「美妙なる」と言われると否が応でも想像力をカキタテラレルと思わないかい。これは英華辞典を参考にして辞書を編纂したからだといわれているからelegantを中国語で奇麗だとか美麗だとか書かれていたんでしょうね。それを当時漢語が読めて英語が少し分かる者が必死で舟を編んだんでしょうね。それにしても当時の日本人のというか江戸人のセンスのよさが光ってますね。美しさにも日本語ではいろいろあるからこの言葉をあえて選んだというところに日本人の美意識を感じます。こんな訳をもらうと当時の明治の青年が西洋に憧れたのもわかりますね。昨今憧れはなくなりアメリカの大統領が訪日しても「すきやばし次郎」の方が記憶に残るくらいでついでにいうと「天ぷらのこんどう」も打診されてたけどアメリカの大統領より普段の客の予約を優先させたとか。しかしウィーンをはじめヨーロッパに残ってるelegantは美妙ナルものだから学ばなければなりません。日本人って意外と優雅さが似合うんですよね。これからは、明示に戻ってアメリカよりヨーロッパの文化や歴史にふれていたいと思います。まだ拾えるものがあるような気がして。
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