フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

refreshing for the Japanese

2024-12-11 07:36:15 | Weblog

ルイ・ヴィトンのバッグやカニエ・ウェストのアルバムスリーブで有名なスーパースターアーティストが、日本美術の歴史をリフする壮大な絵画を携えて戻ってきました。京都ですが、ご存知のようにはいきません。桜や黄金の寺院を忘れて、村上隆の広大な新作絵画の1つを研究すれば、漫画の頭蓋骨のエンボス加工された輪郭にきらめく雲が敷かれていることに気付くでしょう。それは、街の古代の鳥辺野の埋葬地への言及であり、戦後の日本の亡霊を喚起するアーティストにとって重要なモチーフであると彼は言います。「私は本当に、美しくも観光客にも喜ばれない京都を描きたかったのです」と、村上氏は東京郊外の広大なスタジオ兼工場複合施設の通訳を介して語ります。「京都の芸術と文化は、本当に恐ろしい歴史的・政治的紛争の中で育まれてきたことを示したかったのです」62歳の彼はなぜ、自国の残酷な歴史を探求したかったのでしょうか?その理由の一部は、彼の最近の執着、10部構成のテレビシリーズ「将軍」にあります。17世紀の封建時代の日本における対立する派閥とヨーロッパの干渉の物語は、ロンドンのガゴシアンギャラリーでの彼の新しい展覧会である村上隆の日本美術史に大きな影響を与えました。「(将軍は)日本人にとって非常に新鮮な視点から行われました」と村上氏は言います。「例えば、ハラキリのシーンでは、政治的、精神的な動機と本当に結びついていました。彼らが自殺する前に、全員が自分の詩を持っているという事実は、現代の日本の監督なら入れないでしょう。だから、本当に新鮮な角度からアプローチできる古いテーマや物語があることに気づいたのです」・・・・・・戦国絵巻の屏風絵というのだろうか、こんな絵をよく描けるもんだと感心した。トボケタおんちゃんなんだけど有名なアーティストなんだよね。その彼が刺激を受けたのが真田広之の「将軍」。見たか時代劇の底力と喝采を叫びたくなった。

朝早く起きて

南の空を見上げたら

鱗雲がピンクに輝いて

とてもきれいだった

それも束の間で

空は変わっていくのだけれど

この空を

誰も見たことはないのだと

呟いた

そんなことはないよね

新聞配達の人も牛乳配達の人も

それから

朝早い年寄りもと指で数えて

ふと思った

空を見てるとは限らないのだと

そうか

一人だけの愉しみに

空はあるのか

あるんだよね

 

コメント
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