昨日のテレビの「日美」で101歳の洋画家の入江一子さんの特集をしてたのでどんなのかなと見てみた。最初に101歳の手ですと筆を動かしてる入江さんの手のアップ。とても101歳とは思えないくらい若い手というか張りがあるんだよな。もっとしわくちゃかと思っていたからビックリした。そして絵を見て二度ビックリ。感性が若い。若い若いと言っても101歳を基準にしているとふと気づいた。101歳になってもないのに基準にするなんてと反省。自分勝手に老人のイメージを構築していた。美術教師をしながら絵を描いていた入江さん。40代からか50代からでシルクロードに頻繁に出かけるようになってそこで見た風景やら出会った人を描き続けた。入江さんの目を通すと色彩がきれいな風景と純粋な人たちの交流が現れる。ウィグルとかの景色、たまらないね。こんな人たちが中国からいじめられてると思うとホントに無事あれと祈るばかりだ。入江さんは今でも毎日絵を描くという。今は展覧会の準備で畳3枚分のキャンバスに絵を描いている。その体力や凄いの一言。下絵を描くだけでも大変なのにね。「やっと絵がわかるようになってきた。」と言われてもなぁ。どう分かったか言ってくれないから分からないけど毎日描いてたら見えてくるものがあるらしい。手押し車をついて公園なんかを歩いているすがたなんかそこいらの婆さんなんだけどね。年聞いてビックリ。「まぁ若い」って誰もが同じ感想を持つだろう。誰かが言ってたけど入江さんは植物のように大地から自然から養分を吸収して生きているんだと。まさにそんな感じの婆さんだった。その色彩の明るさ、アナログの手法。すべてが幸せに塗りこめられていく大きな絵。絵が分かるヒントがここにあるのかもしれない。
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