tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

今朝は5時起き、坐禅(その薀蓄)。

2007年11月18日 | 坐禅会
今朝は雨であったか~い。
午前5時起き本堂にて坐禅、月1度の参禅でした。
この時期の6時前は真っ暗、堂内は一本のろうそくだけの静寂、途中で外が明るく
なる過程は、なんともすがすがしい気持ちを増幅させます。
3月までは寒いけど、この明けの変化がたまらない。

坐禅といいますと、「眼を閉じ、夢想無念」と思う人が多いと思いますが
(私も始めはそうするものと思っていました)
この1回座るのを「一柱(いっちゅう)」と言いますが、外からの雑音が入
らないだけに、心の動き葛藤は、仕事のこと家族のことなどなど、多くが頭をよぎります。
本当はこれはバツ。

本来、静かに姿勢を整え、両足を組み「端座(たんざ)と言います」手は両指を組み
「法界定印(ほっかいじょういん)」、眼は細く開け、閉じない。
心は、結んだ両手のヒラに置き、姿勢や静かな息が正しく出来ているか、のみ
に徹するのです。
始まりの3つの鐘に始まり、2つで終わる、この間40分。

私は足が太いので、両足を両ももへ乗せられなく、片方のみを乗せる
(「半跏趺坐」はんかふざ)方法も作法とか。
3年もなると、足の痛さは感じなく座れるようになっています。

福井県には、曹洞宗の総本山「永平寺」があり、その直系の末寺「義宣寺」で
本ものの坐禅に参加させてもらっている。
TVなどで見るその作法にも、宗派によりいろいろあるようです。

コメント
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