tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

そして「シオン」も開花。

2018年09月23日 | 季節の便り(北陸、福井)

「シオン(紫苑」は、キク科多年草

 

別名はオニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)、

オモイグサ(思い草)・古名を「のし」といい、

平安時代には「しおに」とも呼ばれていた、等

日本には、相当古くからの花。

 

『源氏物語』などにも「紫苑の織物」「紫苑の袿(うちぎ)」「紫苑の指貫」など。

襲(かさね)の色目(いろめ)としても秋を表わして、和装の専門家には、

その組み合わせに大切な知識のよう。

 

着物の色に「シオン色」と言うのが有りますが、この花の色です。

少し青みのある薄い紫色のことです。

 

 

平素は放置の雑草の中、秋口に突然草丈を伸ばし起立、

草丈は180cmくらいまでになる。

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)。

花言葉は「君の事を忘れない」・「遠方にある人を思う」。

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「細葉ヒイラギ南天」今、黄色の小花付けました。

2018年09月23日 | 季節の便り(北陸、福井)

別名「ヤポニカ」の種名が有りますが、この木、中国原産。

図鑑では明治になって、日本に入ってきたらしい。

我が家の庭は、明治29年の勝山大火で、この場所に移ったと聞くと、

もっと早くから、移入され、庭木になっていたのではとの思い。

何十年たってもこんな形。

 

先〃代の祖母から「朝鮮南天だと」聞かされていたのでしたが

そんな名前の木は無く、大陸から(中国)入ってきた木なので

造園やさんから「朝鮮南天」と聞かされていたのでは。

 

似た木に「ヒイラギ」が有りますが


「ヒイラギナンテン」の花は、春に咲くのに対して、

「細葉ヒイラギナンテン」は、秋から冬にかけて咲きます。

また、名前の通り葉が細く、葉にトゲは無く痛くはありません。

なぜか大蜂「すずめばち」が花の期間、

蜜を吸いに来るので注意。

 

南天」と名がついているので「難を転ずる」という語呂合わせから

魔よけの木として信じられている縁起樹です。

樹高は1.2m位でこれ以上大きくならない低木。

庭木としては比較的珍しい木のようです(当家の造園やさん)

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