鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1324回】 初心を忘れない

2014年08月16日 | 住宅コンサルタントとして
今年はなかなか時間が取れず、調査量は過去最高なのですが、
読書量は過去最低の状況となっております。

そこでこの休暇の間、生き方や考え方の原理原則を教えてくれる本を読み返すことに・・・。

私が個人的に初心に戻る際に読む本は、斎藤一人さんか上甲晃さんの本です。
久しぶりに「続・志のみ持参」を読ませていただきました。

その中で、「初心」について、上甲さんがこうおっしゃっています。

「どんな小さな仕事でも『ありがたいな』と思う気持ち、これ、すなわち『初心』です」
「『初心』というのは、どんな小さな仕事にも真心を込められるということです」

と。

例えば、リフォーム事業を立ち上げた時、網戸の張替のような小さな仕事でもありがたい、
と思ってお客様に向き合えたことがある方も多いと思います。
しかしながら、事業が順調に成長し、スタッフも増えてくると、
金額の大きな案件には一所懸命対応しますが、小さな工事だと面倒に思ったりする会社も多いと思います。

タクシーに乗った際も、長距離だと運転手さんの機嫌が良かったりしますが
近距離だと途端に機嫌が悪くなったりする方もいます。

これって、初心を忘れているんですね。

「小さい仕事だと割に合わない」などと、目先の損得だけを考えて商売をやっていると、
運も味方しないし、何よりお客様に応援していただけなるお店になってしまうでしょう。

松下幸之助さんは

「そんな目先の損得で考えていたら、商売は行き詰るで。
商売は回り回って来るもんや」

とおっしゃっていますが、まさしくその通りだと思います。

小さな仕事でも、心を込めておこなう。
小さな仕事でも、感謝の気持ちを込めて対応する。

独立した頃の初心を忘れず、私も目の前の仕事に感謝して、仕事に向き合いたいと思います。
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【第1323回】 原点を思い出す

2014年08月15日 | 住宅コンサルタントとして
ここのところ3年、毎年イタリアに行っています。

何故イタリアなのか?

もちろん、「好きだから・・・」と言うのが大きな理由ですが、
刺激をたくさんいただけるから、というのも理由の1つです。

イタリアの観光都市は、ご存知の方も多いと思いますが、
簡単に建物を解体したり、新築したり出来ません。

フィレンツェもヴェネチアも、建物は100年以上前の建物ばかりです。

でも全然、味があるんですね。
建物も、それから街全体も・・・。

年月の経過と共に味わいが増していく感じがするのです。

一方、日本の住宅は、例えば京都や奈良、それから白川郷や秋田の角館などは
古い建物でも味わいが素晴らしく出ていますが、
一般的な建物は古くなればなるほど、小汚くなる感じがしませんか?

地震が多いから建物が傷みやすいとは思いますし
湿気も多いので建物が長持ちしずらいというのも理解出来ます。

でも、味わいが全然違うのです。

政府は中古住宅を流通させようと、
今後、中古住宅やリフォームに補助金をかなり出しますが、
そもそもリフォームしてまで住みたいと思えるような家がどれだけあるか・・・?

イタリアような味わい深い家ならば、
もしくは京都や角館の武家屋敷のような味わい深い家ならば、
リフォームしてでも住みたいと思う人も多いのでは、と思うのです。

住めば住むほど、年月が経過すれば経過するほど味わいが増すような家が
日本にもっとたくさん建つようになるために、仕事をしたい・・・。

そこが自分が今の仕事をしている原点だと、あらためて思いました。
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【第1322回】 ひたすらショッピング!

2014年08月14日 | 住宅コンサルタントとして
ヴェネチア最終日の昨日は、ショッピング三昧の1日でした。

長男の財布に次男のベルト。
また次男のパーカーや冬用ダウンジャケット。
更には甥っ子に頼まれて財布を購入。

私用としては、ストール3枚と冬用ジャケットを大人買い。

家内用として、財布とサンタ・マリア・ノヴェッラの化粧水や石鹸などを購入しました。

アナザースカイという番組で峰竜太さんもおっしゃっていましたが、
とにかくイタリアではショッピングが最高なんです。

ブランドショップだけではなく、ブラブラ道を歩いていていい感じのお店があれば、
そこに入って商品を見ているだけで、あっという間に1日が終わります。

今回、私が購入したのは、財布にパスケース、靴にジャケットにストール3点ですが、
靴のみがGUCCIで、それ以外はイタリアの現地職人さんたちがつくってくれたものを購入しました。

でも、財布はダチョウの皮の、とても味のあるものですし、
ジャケットは手縫いでしかも肌触りが最高。
ストールに関しては、日本ではなかなか買えないデザインのものを購入しました。

SHIPSなどのセレクトショップで2万円くらいで売っているものが、現地では80€くらい。
もう、楽しくて仕方ありませんでした。

そして夜は、昨日、ガイドして下さったNさんを無理やりお誘いし、
ヴェネチア有数の人気レストランで食事。



まずはヴェネチア産の地ビールで乾杯です。







前菜3種。
特にホタテのカルパッチョが美味しかったです。

上にかかっているチョコレートみたいなのは、フォアグラのスライスだったりします。





パスタとリゾット。
特にリゾットが最高でした。





メインの魚はヒラメ。
お肉はホロホロ鳥です。
味わい深い!!!



で、デザートのティラミス。
メッチャ美味しい!!!

どれもこれも、本当に美味しかったです。

あっという間のバカンスでした。

充電バッチリです。

後は日本に帰国して、年末まで突っ走るのみです!
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【第1321回】 プンタ・デラ・ドガーナ

2014年08月13日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はビジネスパートナーさんに紹介していただいた、
ヴェネチアに住んで10年以上になるNさんにガイドをお願いし、
現地を案内していただきました。

まず行ったのは、安藤忠雄さんが携わった、現代アートを展示している
プンタ・デラ・ドガーナ。





現代アートはイマイチ分かりませんが、建築物として中を見学しました。

イケてます!
古いヴェネチアの煉瓦、天然の木の梁、そしてコンクリートとの融合が素敵。

こういう空間に居ると、時間が経過するのを思わず忘れてしまいます。



その後、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼に登り、
サンマルコ広場方面を眺めると、そこはまた絶景でした。





サンマルコ広場の鐘楼はもの凄く混んでいますが、
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の鐘楼は空いていますし、
ヴェネチア本島が一望できますから、こっちの方がオススメです。

その後、Nさんが働いているレストランで昼食。




Nさんおすすめのメニューをチョイスしていただき、現地の料理を堪能しました。









どれもこれも美味しかった~!
特にデザートのパンナコッタといちじく!!!

現地のいろんなことを教えていただき、
ますますヴェネチアが好きになりました。

来年もまた、来よう!
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【第1320回】 帰ってきたよ!ヴェネチア

2014年08月12日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、フィレンツェから電車でヴェネチアまで移動しました。

今や、日本から普通にイタリアの列車のチケットを買える時代。
私、ビジネスパートナーさんから紹介していただいたサイトでチケットを購入しましたが、
普通に買えて、ちゃんと乗れましたよ!

時代は着実に進化していますね。



さよなら、フィレンツェ。
またショッピングのために訪れたいです!



で、乗った電車はこれ。



車内はこんな感じ。



我が家の次男は、宿題を電車に持ち込んで勉強していました。

で、ヴェネチア到着。



すぐにヴァポレット(船のチケット)を購入し、ホテルに移動していると、
何と今回、宿泊するホテルがお気に入りのレストランのすぐ近くではありませんか!!!

で、昼食は当然ながら、お気に入りレストラン「ANTICO CALICE」で。





相変わらず、店内はゴンドラの運転手など地元の人で溢れていました。



大好きなボンゴレ。
ここのはマジ、美味い!!!
ソースの乳化具合がハンパありません!!!



後は魚介のフリット。
これも何とも言えないくらい、美味しい。

その後はヴァポレットで大好きなムラーノ島に移動。
島の中をプラプラしていました。







本当にこのあたりまで来ると、時間がゆっくりと流れるんですね。
心身共にリラックス出来ます。

で夕食は、ヴェネチアの地元の方に人気の「AL COVO」へ。



周囲のレストランはガラガラなのに、ここだけはお客様で溢れていました。







あっという間の1日でした。

本日は、ビジネスパートナーさんに紹介していただいた、
ヴェネチア在住の方にガイドをお願いしています。
昨年行けなかったスポットに行ってきますよ!

楽しみです。
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【第1319回】 ひたすらショッピング

2014年08月11日 | 住宅コンサルタントとして
フィレンツェは、今日も良い天気♪
ということで、フィレンツェ2日目は、朝からひたすらショッピング!

まず向かったのは、グッチとフェラガモの本店。

本店だけに品揃えを期待していたのですが、
正直、自分達が欲しいと思える商品があまり揃っていませんでした・・・。

昨年見た、ヴェネチアのショップの方が、品揃えが豊富というか、
自分達の欲しいモノがあるのでは?ということで、結局、私の靴1足だけ購入しました。

また、今回フィレンツェに来た1つの目的は、リヴェラーノ・リヴェラーノさんで
オーダースーツを仕立てていただくことでしたが、
何と、本日から1週間、夏季休暇とのこと・・・。



これ、リヴェラーノ・リヴェラーノさんの本店です。

メッチャ、残念。。。

ただ、アナザースカイにも出ていた、このお店のイケメン店長さん(日本人)が
朝、お店から出てくるところに遭遇し、ウチの嫁さんはお話してもらいました。

でも店長、超かっこよかったです!
服の着こなし方、ハンパありませんでした。

自分もあんなセンス、身につけたいです。

そしてその後は、市場に移動。

料理好きの私にとって、もうこの雰囲気、それから品揃えはヤバすぎです!

乾燥したポルチーニ茸からは、何とも言えない旨みのある香りが・・・。
思わず、ポルチーニ茸のクリームパスタをつくりたくなってしまう・・・。

更にイタリアントマトを感想させたものも売っていました。









それぞれ、半年以上日持ちするので、迷わず購入。
するとそれに合う良いパスタも欲しくなり、更にはそれに合うオリーブオイルと塩も欲しくなり・・・。

気が付けば、レストランのシェフの仕入れのように、大量に購入していました。

でも現地のスーパーマーケットや市場に行くのがたまらないんです、個人的に。
ここ最近は、服や靴を見るよりも、市場で食材を見るのが楽しいです。

食材を購入した後は、市場の2階のフードコートに移動して、そこで焼き立てピザを食べました。
美味しかった!

午後からは、フィレンツェの街を宛てもなく散策し、
気になったお店にプラプラ入っていきました。

その中の1件のカバンやジャケットなどを扱うレザー店では、
メッチャ馬力のある男の店員さんにグイグイ接客してもらいました。

「日本で買ったらいくらするんやろう?」って思ってしまうくらいのレザーブルゾンが650ユーロ。
そして家内が気に入ったバッグ150ユーロ。

2つまとめて、「500ユーロでどうだ!トモダチプライスだ!!!」と
グイグイ来るではありませんか!!!

もうそれが面白くて、店内で大笑いしていた私たちを気に入ってくれたのか、
その後もガンガン売り込んでくれました。

結局、家内がバッグ2点を60ユーロまけてもらって、200ユーロで購入。



そのお店です。
店員さん、超面白かった!!!

その後、私もカードがたくさん入るオーストリッチの財布を180ユーロで購入。
更にカードを保管しておく用のカードホルダーも50ユーロで購入。

さすがフィレンツェ、皮製品、メッチャ安いやん!!!

ひたすらショッピングを楽しみ、夜はホテルの近くのレストラン「BUCA MARIO」さんへ。



お店の外の看板とかは全然イケてなかったけど、店内はメッチャ広かったです。
ちょっと日本人が多かったのだけが、残念・・・。



大好きな生ハムメロン。
生ハム、こんなに盛っていいの???ってくらい、てんこ盛りでした。



新鮮なイカがたっぷり入ったシーフードパスタ。
あっという間に食べてしまいました。



チーズリゾット。
マジ、旨かったです。

ということで、フィレンツェでショッピングを満喫した私たちは、
本日、これからヴェネチアに移動します。
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【第1318回】 フィレンツェに到着

2014年08月10日 | 人として
自宅を朝5時50分に出てフィレンツェに着いたのは、日本時間翌日の5時30分でした。

いや~、長かったです。

オランダのアムステルダム・スキポール空港で5時間以上の待ち時間があったためですが、
でもフィレンツェに着いた瞬間、疲れがドッと出ました。

今回、フィレンツェで宿泊したホテルは、ホテル・サンタマリア・ノヴェッラという、
フィレンツェ駅徒歩2分にある、抜群の立地のホテル。

目の前が広場になっていて、ホテルからの景観も素敵なんです!

しかも特筆すべきは朝食で、キンキンに冷えたシャンパンがセッティングされていて、
生ハムやモッツアレラチーズ、トマトもありました。

オフの日は、基本的に1日、お酒を飲んでいたい私にとって、これは最高の朝食!

朝からシャンパンの飲んでおりました。

その後、フィレンツェを散策。



大聖堂です。
これ、出来上がるまで一体、どれくらいの年月とコストがかかったのでしょう???



フィレンツェの街で活躍中のお馬さんたち。
かわいいですね!



街が一望できる丘の上からの景色は良かったです。

ただ、1日中歩いていたので、とにかく歩き疲れました。

明日はショッピング三昧の予定。

楽しみです。
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【第1317回】 今日からお盆の休暇をいただきます

2014年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
気が付けば、もう8月です。

1年の3分の2が過ぎようとしています。

年々、時間が経過するのが早くなっています。

島田紳助さんいわく、新しいことにチャレンジいていないと、時間があっという間に流れるというので、
結構、新しいことにチャレンジしているつもりですが、やっぱり時間は早く流れますね・・・。

で、今年の夏もやっぱりイタリアに行ってきます。

以前のブログにも書きましたが、今年はまずフィレンツェでショッピング&トスカーナ料理を満喫。

オーダースーツもお願いしてこようかな、と思っています。

そしてヴェネツィアでは、相変わらず建築物を見て回りたいですし、島めぐりもしたいですね・・・。

いろんな刺激を受け、素敵なデザイン、街並を吸収してきたいと思っています。

また、このブログでいろいろと報告をさせていただきますね!

皆様も素敵な夏季休暇をお過ごし下さいませ~♪
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【第1316回】 自分の伝手だけで仕事を得る危険性

2014年08月08日 | 住宅コンサルタントとして
私自身の考えですが、自分の友人や親せきに対し、
商品やサービスを売りたくはありません。

人付き合いがあまりうまくないので、商売の失敗が原因で
それまでの人間関係が崩れるのが怖いと心のどこかで思っているのかもしれません。

仕事が入口で知り合い、その後プライベートでも仲良くさせていただいている方もいますが
その逆は全くありません。

一方、住宅業界では、自分の人脈をフルに活用して、
お仕事をいただいている会社、個人の方もそこそこおられます。

ただ、個人の人脈って、普通、限界があると思うのです。
しかも、誰でも個人の人脈を構築できるかというと、そうではありませんよね?

人付き合いが苦手な人もいるし、
例えば家族が病気にでもなって、限られた時間の中で仕事をしなくてはならなくなった際は
人脈頼りの商売をやっていると、人と接する時間が激減するので受注も激減します

ゆえに個人の人脈だけに頼った商売だけでなく、
新規の方との出会いが自然と増えていくようにしておく必要があるのです。

そのためのマーケティングですよね?

30代、40代は自分の人脈である程度、仕事をいただくことは可能だと思いますが、
それが50代、60代と年齢を重ねてくると、ネットワークが一気に狭くなります。

中期・長期的視点で、自分達の商売を考え、先天先手で手を打っていく必要があるかと思います。

そして個人的には、自分自身が仕事に困っていないからこそ、
お客様のことを全力で考えられると思っています。

今のお客様のことを考え、全力で取り組むためにも、目先の仕事に困らないようにしておきたいですね。
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【第1315回】 労働観は親が子どもに伝えるべき

2014年08月07日 | 住宅コンサルタントとして
お給料をもらえるだけの成果も出さず、会社にも貢献していない状況で
お給料だけを毎月、会社からもらっていたとしたら、皆さんはどういう気持ちになりますか?

「得してる!ラッキー!!」と思いますか?

私は社会人1年目の頃、当時、自分が担当していたシステムキッチンやシステムバスが全然売れず、
しかも1台販売した際の粗利から計算すると、とても自分の給料分も稼いでいなくて、
お給料を会社からいただくのに、心苦しかった思い出があります。

「お給料を堂々と会社から貰えるくらい、成果を出したい」

と20代半ばの頃、強烈に思っていました。

そもそも、日本人は勤勉でよく働く。
誠実で嘘をつかない。
自分の権利ばかりを主張するのではなく、調和を大切にする。
こうした部分が良いところだと思っていますし、
こういう部分を後世に継承していかなくてはならないと思っています。

しかしながら、そうではない方もおられるんですね。

勤務時間は17時までなのに、16時40分くらいから帰る準備をする。
与えられた仕事しかしない、と平気で言う。
自分が社長でも上司でも決定権者でもないのに、「私はそれ、やりたくありません!」と平気で言う。
「辞めたい!」「やってられない!」「あいつと一緒に働くのは嫌だ!」と
個人の感情を職場で丸出しにして、周囲の雰囲気を悪くする。

仕事に対し、「させていただく」という謙虚な姿勢、感謝の気持ちが大きく欠けている人が
残念ながら結構な数、いるような気がします。

そういう親の労働観というのは、子どもに間違いなく遺伝します。

働くことに一所懸命になれない親の姿勢を見て育ったお子さんは、
一体、どんな大人になるのでしょう?

世間様から、他の方から必要とされる人間に育つと思いますか?
いろんな方のお役に立てる大人になると思いますか?

私の父は、家族のためにコツコツと仕事をしていた記憶があります。
そのおかげで、自分自身は好きなことをさせてもらってきたという気持ちも、非常に残っています。
そういう影響を受けて、私も子どもたちに良い環境をつくってあげたいと、
父親として思っています。

自分自身の仕事に対する姿勢、お子さんに対して胸を張れますか?
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【第1314回】 自分の意思で勉強してますか?

2014年08月06日 | 住宅コンサルタントとして
朝までぐっすり眠ることが出来ないので、エア・ウィーブを衝動買いしたのにも関わらず、
相変わらず4時間眠ると目が覚める、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

我が家では私以外、皆眠りが深く、
子どもたちは、私が横で電気を煌々とつけて仕事をしていても、爆睡しています。
うらやましい・・・。

さて、最近いろんな方にビジネスにおける常識的なことについて質問するのですが、
「結構知らない人が多いのでは?!」と感じることがありました。

例えば、PDCAサイクルについて。
ドラッガーさんが残した、数々の名言について。
ハインリッヒの法則について。
稲盛和夫さんや松下幸之助さんなど、日本の名経営者の言葉について。

そうしたこと以外にも、例えば中国や韓国と日本の関係がうまくいっていない理由。
中国がフィリピンやベトナムの海に進出している理由。
日本の農業の問題点。
日本そのものが抱える問題、などなど。

上記以外にもさまざまな問題や事件が起こっています。

「自分には関係ない」「それを解決するのは、政治家や役人」と思うか、
「自分はこう思う」という自分なりの意見を持つか?

世界で起こっていることは、全て何らかの形でつながっていて、
結局は自分自身に何らかの影響があるものです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざが、そもそも日本には昔からありますよね?

学校で英語や算数の勉強をすることだけが勉強ではありません。
また子どもの頃にだけ勉強しなければならないということではありません。

最終的に自分の身を守るのは、自分自身でしかありません。
大切な家族を守るのも、自分自身しかありません。

大切なものを守るため、勉強しておく必要があります。

またいろんなことを学び、成長することで、新しい出会いやご縁があります。
自分の世界が広がっていきます。

更に親が一所懸命勉強することで、子どもも自然と学ぶ習慣がつくのです。
仕事から帰ってきて、本すら読まず、お酒を飲んだりパチンコしかしていない親の姿を見て、
子どもは勉強する意義を見出せるでしょうか?

自分自身が学び、成長しようとすることで、
自分の子どもや孫に絶対にプラスになるのでは、と最近、つくづく感じるのです。
だからこそ、頑張って生きな、アカンなぁ、と・・・。

学び、成長することの大切さを自分なりに考え、
自分の意思で勉強していくのが大人ではないか、とちょっと最近、思います。

皆さんは、自分の意思で勉強していますか?
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【第1313回】 栄枯盛衰のスピード

2014年08月05日 | 住宅コンサルタントとして
スマホで世界を席巻していたサムスンの業績が下がっているというニュースが
日経新聞やネットのニュースで見る機会が多くなりました。

中国と台湾の企業の協働によって、
1台1万円台のスマホの世界シェアが一気に上がってきているそうなのです。

アップルやサムスンが1台1万円台で販売することは不可能でしょう。
アップルは世界中に熱狂的なファンがいますし、
やはりスティーブ・ジョブズは伝説のカリスマ経営者でファンも多いですから、
多少高くとも買う人はいるでしょう。
でも、サムスンはブランドではアップルと比較するとかなり劣ると思います。
サムスンの熱狂的ファンというのを私は知らないですし・・・。

あと数年すると、サムスンも日本のパナソニックやシャープのように
衰退しているかもしれませんね。

電機業界では、今から10年前は日本企業が非常に活躍していましたが、
サムスンにテレビで負け、スマホで負け、日本企業は世界で稼げなくなってきたのです。

そのサムスンも稼ぎ頭のスマホで苦戦しだしている・・・。

「過去、我が社はこういうやり方で成功した」という成功体験・収益モデル。
それが長続きしない市場環境になってきているのです。

5年前、10年前に成功モデルと言われた、小売りやレストランのモデル店が
ここ2~3年で業績が悪化しているケースも珍しくありません。

だからこそ、市場環境の変化、ライバルの変化、顧客のニーズの変化に適応し、
我が社をつくりかえることをやり続けなければならないのですが、
過去、中途半端に成功している企業ほど、なかなか変われないのです。

今年、業績が伸びているクライアント様は、その部分をご理解いただき、
すごいスピードで新しいことにチャレンジしていただいた先ばかりです。
しかしながら、その事例に胡坐をかいていては、数年先、すぐにこけてしまうでしょう。

そうならないために、次の一手を考えに考え抜いて、ご提案させていただくことこそが私の使命。
私自身、こうした世の中のスピードに取り残されないよう、日々、精進したいと思います。
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【第1312回】 変わる必要がない会社ほど、変われるもの

2014年08月04日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、一昨日と現場のサポートにお伺いしていたクライアント様の姿勢には、
正直、いつも頭が下がりますし、私自身の責任も非常に感じます。

そもそも、時代の流れに適応出来ている部分が多いのに、

「ドンドン、我が社を(良い方向に)変えて下さい!
ドンドン、提案して下さい」

という姿勢でいつもこちらの意見を受け入れて下さるのです。

「自分達なんてまだまだだ・・・。
もっと素晴らしい会社がある。
そういう会社を見習い、自社を変えていかなくてはならない」

という気持ちを接しさせていただく中で強く感じます。

時代の流れのスピードは加速し続け、消費者の飽きるスピードも上がっています。
そのことに気づけば、家づくりの本質(品質の良い家をつくっていく)は変えずに、
お客様の嗜好に合わせて変えていくべきことは変えていかなくてはならないでしょう。

業績が堅調な会社は、本当に素直だと最近、つくづく感じます。
そして、決定のスピード、実行のスピードが速いのです。

人間、なかなか変われないものですが、
成功する会社、成功する人は、今がベスト、過去がベストだと考えずに
とにかくお客様のために変わっていけるのです。

商品も変える。
マーケティングも変える。
セールス・接客の仕方も変える。
ビジネスモデルも変えていけるのです。

逆に業績が堅調でない会社ほど、変われないのです。

皆さんの会社は、変わる必要がありますか?
変われていますか?
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【第1311回】 現場に出てこそ、改善点が見つかる

2014年08月03日 | 住宅コンサルタントとして
以前のブログでも書きましたが、これから私は、現場に出ることを徹底的に強化していきます。

クライアント様のスタッフさんと一緒に現場に立ち、
エンドユーザーさんを接客させていただいたり、現場でチェックをさせていただいたりして、
経営陣が立てた戦略が現場で実行されているのかをこの目で確認させていただいておりました。

現場に出ると、いろいろと細かいところに目が行ってしまいます。

建物内部のドア枠や窓枠の収まり。
色の組み合わせ。
見せ場があるかどうか?
小物類や家具のディスプレイはどうか?
清掃は細かなところまで行き届いているか?
ツール類はちゃんと整備されておかれているか?
などなど、細かな部分をチェックさせていただき、口うるさく指摘をさせていただきました。
(ご気分を悪くされていたら申し訳ありません)

新規の有望なお客様は、営業さんに接客していただくとして、
私自身は、ご近所の方(要するに家を建てる可能性が無い方)を接客させていただき
私自身のパターンや説明の仕方を見ていただくことにしました。

私自身は、お客様が自社の建物の良さを理解できるようになるためには、
単なる説明だけでなく、今の住まいとの比較をしながら見ていただくのがいいかな、と思っています。

絶対的な価値は分かりにくいですが、相対的な価値は分かりやすいからです。

室内の快適性のこと。
シューズクローゼットのこと。
リビングの快適性のこと。
全体的な間取りのこと。

これらをお客様の今の住まいと実際に今、見ていただいている自社の建物の比較をしながら、
自社の建物が好きか嫌いか、どの部分に興味を持っていただいているのかを見極めていきます。

更にお客様に対し、投げかけを多く行って、お客様自身に考えていただくこともやります。

こうした、私が理想とする接客を見ていただいて、
いろんなことを感じていただいた営業さんもおられた様子。

現場に出ると改善すべき点が山のように発見出来るのです。

その発見を自社の改善に活かしていくことで、進化・成長できるでしょう。

下半期は現場に出まくりますよ~♪
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【第1310回】 「職場を出たら完全オフ」では成長しない

2014年08月02日 | 住宅コンサルタントとして
「職場を一歩出たら、心身共に完全オフで、何も勉強しない」というのでは、
ビジネスパーソンとして正直、ちょっと微妙です。

家に帰ってお酒を飲んだり、パチンコに行ったり、
気の合う仲間とだけ時間を過ごすのもいいのでしょうが、
それしかやらない、というのであれば、ビジネスパーソンとして成長しないでしょう。

学生時代でも、学校の授業を受けているだけでは、そんなに差がつきません。
学校が終わってから、どれだけ自習したり塾に通ったりするかで差がつくのです。

社会人でもそれは同じで、仕事の時間に一所懸命仕事をするのも大切ですが、
会社を出てからどれだけ自分磨きをするのかで、差がついてくるでしょう。

子どもの頃に経験しているはずなのに、
大人になってそういうことに気づいていない人も残念ながら多いですね・・・。

私自身もたまたま25歳の時に本を読む楽しさ、
更には本から得られる学びの大きさを実感出来ました。
そこからいろんな方の本を読み、その方の考え方や価値観、昔の努力などに触れ、
自分の至らなさを痛感しました。

少しでも、本の著者のようなレベルに近づきたいと思い、
自分の考え方と行動をちょっとずつ変えていく中で今があります。

コンサルタントになりたての頃は、月に20冊程度の本を読み、
調べものの他にいろんな方の考え方を学ばせていただきました。

本の良いところは、たかだか2000円弱という投資で、
著者の考え方に触れることが出来ますし、著者の人生の数万分の1でも体感できることです。

そして大人になるということは、自分と違う方の考え方や価値観を知り、それを受け入れること。
更には行動を積み重ねて、自分自身が変わっていくことです。

大人になり、お客様や会社、社会に貢献しようと思うのであれば、
自分自身を成長させなくてはなりません。

そのために勉強が必要なのです。

その大切さを分かっている人は、仕事以外でも勉強し、成功を積み重ね、
勝ち組の人生を送られることでしょう。
一方、その大切さを分からない人は、使われる立場から抜け出せずに、
負け組の人生を送られることでしょう。

仕事の時間以外でどれくらいの学ぶ時間を皆さんは確保できていますか?
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