日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

臨時の駐車場

2011年11月13日 | 地域


自家用車が身の回りに普及し始めたのは1970年前後(昭和40年代の半ばころ)から。3交代勤務でバスに乗り合わせる人数が減り始めるに合わせ、バスの便数も少なくなり通勤が不便になった。合わせるかのように会社の駐車場が広くなり始めた。

モータリゼーションは、国家・地域の枠において経済力・工業力が一定の水準に到達すると急速な進展を見せるという。道路の整備、大衆車の出現、燃料価格の低下など会社員でも車を使える環境になった。いきすぎた車社会への批判や運転する側のマナーの悪さなど指摘や反省を受けながらも、退潮の兆しはまだ薄い。

時が過ぎ、今はエコカーの時代になり、その技術開発と価格について各社が競い合いしのぎを削っている。車の増加につれ、駐車場の確保が車社会の普及に欠かせない条件となった。駐車スペースを明示しない戸建て住宅の広告は見なくなった。

ローカルでのイベントでは遠方からの人に来て欲しいが交通機関が不便。そこで欠かせないのが臨時駐車場。学校の運動場は勿論、休耕中の田畑、川原など少しでも広さがあれば空き地は駐車場に変わる。そこで地域の人が黄色の旗で慣れない誘導される。そこにイベントへの思い入れを感じることがある。

近所で10台近く常習的な夜間の路上駐車をしていた車が、ある日の夜から1台も見えなくなった。どのような処置をとられたのか知らないが、スッキリした道筋を街灯の明かりが照らしている。

(写真:近くで何かの催しがあるのか無料の臨時駐車場)

コメント (2)
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