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加齢から来る病名で、手術を伴う2泊3日の入院を2回繰り返した。手術は局部麻酔でその時間は15分くらいと思う。担当医やそのスッタフの声を聞きながら受ける。何人もの知人がすでに受けており、いつか順番が回って来る、そんな呑気な気持ちで受けた。手術に踏み切ったのは掛かりつけ医の「時期でしょう」というひと声。
何と言ってもこの時期、最も時間を要したのはPCR検査。同じ診断であっても入院のたびに検査が必要で、結果が陰性なら入院・手術が受けれると厳しい約束になっている。綿棒で鼻の奥から試料、そこから結果判明まで控室で待つ、その長いこと初回は1時間10分、2回目は1時間30分、我慢の時間だ。
院内は混雑している。老若男女多く人が受診その他で来院している。近辺の中核病院としての任を担っている病院だとわかる。高齢者には家族だろ、付き添いも多く車いすを押す姿になにかほっとする。山を切り開いた造成地に移転して7年目くらい、旧病棟を知っている者として近代化された姿にと惑うが、安心感も増す。
医師の手元にカルテは無し。画面を見ながら話す姿には町医者に慣れている私には満足感が薄れる。「画面見て診断下す大病院」という掲載された川柳をメモしているが、まさにそれを実感した。重い病気ならこうしたことは無いかもしれないが、身に付いた癖は抜けない、高齢者の差し出がましいこととは思うが気づいた。
(今日の575) 軽くても舐めちゃいけない顔を見て