
桜満開の話題で番組が始まる。錦帯橋の桜も満開、今日も錦帯橋上流と下流2カ所の駐車場、普通車の料金は300円だが満車、入れない車が並んでいる。見慣れた光景だが、せっかく遠くから来られただろうナンバーを見ると気の毒に思うが辛抱強く待ってもらうしかないか。
ということで錦帯橋から30㌔ほど錦川上流に足を運んだ。大型水車「でかまるくん」、地底大国「美川ムーンバレー」、国の天然記念物「岩屋観音」などの見所が連なる手前にある美川町の「亀山公園」、ここは山ツツジと桜が共演する静かな公園で知る人ぞ知る憩いの場所。訪れた時には10台ほどの車が並び桜とツツジをカメラが狙っていた。
ここは40年以上前に閉校した小中学校の跡地。そばの亀山という山にヤマツツジが100本余自生していた。これを活かそうと、地元の人たちが山際に桜の木を植樹し公園として手入れされているという。訪れたとき桜とツツジを眺めながら一組のご夫婦が睦まじそうに弁当を開いておられた。
10年くらい前にこの公園のことを知りほぼ毎年足を運んでいる。ここまでの道ぞいで錦川沿いで一番咲きする桜が1本ある。すでに花は終わっていたが、錦川を挟んで桜並木は何カ所もある。この公園から少し上流の宇佐川には見事な桜並木がある。混雑を避けて各所の流し桜見物もまた違ったお趣を味わえる。
(今日の575) 葉をおいて華麗な花は染井かな