
黒地の折り込み広告が続いている。そこには「BLACK FRIDEY」の大きな文字が重なっている。いつから日本でも流行り出したんだろう。 ハロウインとクリスマスの間で11月最後の木曜日は神の恵みに感謝する感謝祭、この日を祝い家族にも感謝の意を表し、実家に帰ってごちそうを食べながら一日を過ごし、NFLを観戦し、家族と時間を過ごす。その翌日がFRIDEY。
よく分からないのだが、日本でいう正月や盆のような感覚という説明がある。折り込み広告やTVコマーシャルでの売り出しは、感謝祭に便乗しての大売り出しだろうか。すでに年末年始の購入品の宣伝は毎日のように見るが、明日の金曜日は追加の買い物の日になる。
米軍軍属の人が、市内の別の地区から向かいに引っ越して見えて3年以上になる。引っ越しの挨拶に見えたとき、自己紹介メモを持参された。挨拶そのものがこれまでなかったことで驚いたが、日本文のメモに親しみを感じた。何とか日本語で通じるので挨拶もしやすい。
そんな家の玄関ドアに1週間くらい前にクリスマスリースが飾られた。例年通りならもうすぐ経つと玄関への石段手すりにネオンの点灯が始まるだろう。最近はあちこちで見られ珍しくはないが、ほかよりひと足早い点灯に、遠い母国の皆さんを思う気持ちを感じさせる。
(今日の575) 感謝祭世界平和も求めてよ