確定申告の時期になった。電子申告のCMやPRが流される。「簡単、便利、早い」などと出演者の声が笑顔と合わせて流れる。これからは電子申告が本番となるのだろう。令和6年分確定申告の手引きも、確定申告はマイナンバーカードでe-Taxとなっている。書かない確定申告が薦められている。
デジタルの私は「所轄税務署の受付に提出」という手引きのお薦めでない項目に該当するやり方、これは電子申告が始まる前から続けている申告方法をそのまま続けている。そろそろ電子申告に切り替えるころかもしれないとは思っているが、頭の体操、脳トレ、ボケ防止などには紙の申告もいいのではと思っている。
紙の申告準備で控除や課税の仕組みが少しわかる。年金は雑所得、唯一の収入たる年金は「雑」収入扱いとは少々寂しい気がする。何十年も真摯に働き、毎月積み立ててきた証なのだが、給与や事業、不動産に配当などの収入とはその金額が違うので、雑は仕方ないのか。
生年月日で異なる課税対象の所得額計算法、生命保険料控除も新旧で違う控除額計算法、そんな事を学習しながら下書き用申告書を作る。正式な申告書にはその後でパソコンからそれぞれの金額を入力する、すぐに還付金額が出る。下書きと同じなら「よし、納税」と納得できる。今回は定額減税が効いて還付金が多い。
(今日の575) 還付金利子の付かない預け金