錦帯橋そばの桜開花の標準木、お昼前にあと一息で開花か、この陽気だと午後には宣言かな、そんな感じで観察した。標準木とあって眺めたり写真を撮る人も多い。
錦帯橋付近の桜、咲き始めも見られるが、大方はつぼみで開花までもう少し。それでも桜の下でお弁当を囲む家族連れが幾組かあり、陽気に誘われソフトクリーム屋さんは大繁盛、錦帯橋を渡る観光客は途切れることなく続いている。
その橋に突然観光客を驚かせる怪物、長さ10㍍はあろうかという天然記念物の白蛇が現れた。本当の白蛇は目はルビーのように赤く、全身は白く光沢があり、清楚な姿でとても神秘的である。性質はおとなしく温順で人に危害を加えることもない、と紹介されている。
その張りぼての白蛇、岩国まつりではおなじみで市民からは親しまれ、観光のシンボルかもしれないが、錦帯橋へ現れたのは初めて見た。黒装束に白鉢巻の若集に操られる白蛇は、ゲージの中の本物とは違い、威勢よく蛇行している。
白蛇の前を和装の新郎新婦が歩き、祝いの四斗樽がこれを先導する。結婚式の祝いとして考えられた志向だろうが、観光客の皆さんは思わぬ出会いに大喜び、カメラの放列となった。新郎新婦はちょっとスター気分か。行列は近くの老舗割烹の門をくぐり見えなくなった。
のどかで平和を実感しながら、こんなに穏やかな暮らしを味わえない内外の多くの人を思うと、少しすまない気がする。
(写真:めったと見れない錦帯橋を渡る白蛇)
新婚さんの後ろを祝って歩む・・ほのぼのとした
風景ですね~ きっとこの新婚さん幸せに
なるでしょうね~
今日の北海道は 暖かい一日でした。
いいタイミングに出会われましたね。田舎の婚礼ならでは一齣ですね。
今日の中国新聞の社会面の記事になっていましたね
新聞で名前も年齢もそしてなり染めも分かりました。これって良いの悪いの、迷いますね。
実は私も白蛇のように岩国育ち、岩国の古家に育ちましたが、家の天井にしろ蛇の巣があったようです。
昔はいたるところで白蛇が見られたようですが、今は市内に3箇所あるゲートの中だけです。