回覧で見た近くの小学校便りによると、今日は1学期の終業式、そういえば児童らの登校姿がいつもより軽やか、背負っているランドセルも軽そうに見える。大きな荷物を抱え30人くらいが我が家の前を15時半ころ集団下校していく。梅雨も明けた、どんな夏休みを過ごすのだろう。
孫が小学校に入学した初めての夏休み、手紙で、夏休みの工作で作りたい物を簡単な絵と文で寄こした。頼られる爺と思いながら小1にふさわしいつくりを考え、材料を準備し帰省を待つ。小刀やハサミなど初体験をさせながら仕上げる。もう少し何とかならないか、爺の目にはそう見えるが孫は出来上がりを大喜び、それから動くおもちゃの工作が続く。これは京都に住む孫との思いがけない濃密なひと時となった。
学年が進むと考えることも多くなり作りながら新しい考えが浮かぶ。相談しながら作り上げたのは「動くメリーゴーランド」。ハンドルを回すと盤上の動物が回る工作はいつになく時間を要した。秋になって市内の小学校アイディア展で佳作を受賞したと嬉しい便り。翌月の孫新聞89号に「遊び時間をさいて課題に挑戦した結果」と書いて褒めたのは小学4年の夏休みだった。
進級するにつれ学校中心となり帰省も爺の想い通りにはならない。それに受験が絡むとなおのこと難しくなる。それでも元気に学んでいるので安心し、電話の応答ぶりに成長を感じる。来春の希望大学入学を目指して今夏も帰省はなし。孫新聞182号へ庭に咲いた朝顔の写真を載せ応援に変えた。
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