多くの方にご来場いただき、
『母―おふくろ』、無事千秋楽を迎えました。
ほんとうに、どうもありがとうございました。
始まってからは一気でしたが、
総がかりの公演で、みんな何だかくたくたになりました。
今度の芝居は、
僕はすごく好きでした。
ブレヒトらしいシニカルな社会への眼、
洋佑さんのカットプランも秀逸で、
光さんの音楽もお見事、
何より、
俳優たちがそれぞれの持ち場を、
しっかり担ったことだろう。
ブレヒトの戯曲って、
そういうディテールが立体的で、
そこを手抜くと、うまくいかないんですよね。
評判も上々で、
手応えのあった公演でした。
2ヶ月の稽古期間の中で、
いろいろ考えることがありました。
ブログでも、おいおい書きたいことも増えました。
ブレヒトの戯曲が、いかに現代性を持っているかということを知り、
現代の情勢に対してまったく古くなく、
輝きを放っていることを知りました。
ブレヒトが、この作品を書いたのは、
まさに戦争前夜であった旧ドイツ。
いま、
この国で、この作品がぴったりしてしまうというのは、
今が、どんな時代なのだろうか。
そう考えずにはいられない。
『母―おふくろ』、無事千秋楽を迎えました。
ほんとうに、どうもありがとうございました。
始まってからは一気でしたが、
総がかりの公演で、みんな何だかくたくたになりました。
今度の芝居は、
僕はすごく好きでした。
ブレヒトらしいシニカルな社会への眼、
洋佑さんのカットプランも秀逸で、
光さんの音楽もお見事、
何より、
俳優たちがそれぞれの持ち場を、
しっかり担ったことだろう。
ブレヒトの戯曲って、
そういうディテールが立体的で、
そこを手抜くと、うまくいかないんですよね。
評判も上々で、
手応えのあった公演でした。
2ヶ月の稽古期間の中で、
いろいろ考えることがありました。
ブログでも、おいおい書きたいことも増えました。
ブレヒトの戯曲が、いかに現代性を持っているかということを知り、
現代の情勢に対してまったく古くなく、
輝きを放っていることを知りました。
ブレヒトが、この作品を書いたのは、
まさに戦争前夜であった旧ドイツ。
いま、
この国で、この作品がぴったりしてしまうというのは、
今が、どんな時代なのだろうか。
そう考えずにはいられない。