a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

2011年11月28日 富山県魚津市立東部中学校・西部中学校

2011-11-29 23:36:38 | 旅公演
新川文化ホールでの開催で、
条件の良い劇場で、
仕込は順調でした。

ワークショップでは、
東部中学校だけだったので、
西部中学校の参加を心配していました。
開場時間より早く到着するということで、
西部中学校だけ、ロビーで練習したいということで、
対応したのですが、
なかなかバタバタで、うまくいかないまま開場。
開場してリハーサルをしてると、
東部中学校の生徒が席に着くのが結構かかってしまい、
開演前のリハーサルの時間があまりなくなってしまった。
これはもったいなかったな。
また、生徒たちも、どうも練習不足な感じが……。

開演すると、
結構騒がしかった客席が、
静かになる。
ちょっとホッとしたりして。
舞台に集中する客席。
客席にセリ出ているB舞台が、
良い効果として、
空間に広がりを持たせている。

歌に関しては、
劇場空間を、俳優たちの歌声が圧倒したのは間違いない。
ホールでの参加型の難しさを知る。
それでも、少しずつ、
客席からの生徒たちの声が聞こえると、
ほくそえんでしまう。















終演後の大きな拍手に、
中学生らしいテレと素直さが混じっていて、
なんだかそれがうれしかったり。
あたたかい終演後のあいさつもらい、
終わりよければ、全てよし、
という感じでしょうか。





いろいろな子ども劇場や、演劇鑑賞会や、
劇団員の親戚など、
たくさん観に来てくれました。
そういう方たちにも、
温かい言葉をいただけたのもまた、
嬉しかったです。

今回のシリーズでは富山県は1校だけ。
それが、ちょっと、残念でした。
また来たいですねぇ。