1週間あけて、追加公演。
こんなにすぐの追加公演ははじめて。
陸路の移動では、さすがに山口県は遠く、
大阪南港よりフェリー。
で、
新門司港から一路学校へ。
ワークショップ組も合流し、
翌日の午前開演に備え、
全仕込み。
イントレバージョンです。
小学生全校児童で24名。
海沿いの小さな学校、大きな体育館。
朝、学校に行くと、子どもたちが大はしゃぎで手を振ってくる。
俺は出ないけどね……。
入場してきたら、あっという間。
なので、たっぷり公演前のリハーサル。
のびのびしていて、元気でかわいい。
6年生は、ちょっと照れてたかな。
隣の小学校から6年生と、
ご近所の方々、保育園の子ども、
100人くらいかな。
開演の音楽が聴こえると、
静寂。
すごい集中力。
見逃さまいとして、舞台上の一挙手一投足に食い入るように見つめる。
演劇を見るのが初めての子たちばかり。
どう、反応していいのか、とか、
息をしてもいいのか、とか、
そんなこともわからなくなってるのでは?
と、つい思っちゃうような客席。
いい空間だ。
自分たちの出番もしっかり。
大きな声が出ていて、
みんな真剣。
祝祭性そのものが創出される。
2幕も緊張感が途切れることなく、最後まで。
一瞬、一瞬を見逃さないでいてくれた子どもたちの視線は、
とても暖かく、最後まで好奇心に満ちていた。
バラシをしていると、
給食を終えた子どもたちがパラパラと体育館にやってきた。
昼休みの時間中、結局ほとんど全校児童がお手伝いに。
こういう雰囲気は、どこから生まれるのか?
感じの良い、いい感じの校長先生からか、
学校の雰囲気なのか……。
気持ちの良い子どもたちだったな。
文化庁の巡回公演は、
ほんとに、なかなか自分たちの公演では実現できない、
尊い公演を経験させてくれている。
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東京演劇アンサンブル 第31回クリスマス公演
銀河鉄道の夜
作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光
12月
23日(月・休) 15時
24日(火) 11時貸切/15時
25日(水) 19時
26日(木) 19時
前売一般=3800円
前売学生=3000円
当日=4500円
ブレヒトの芝居小屋
全席自由
チケットのお申し込みはこちらから
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html