Garowe Online Somalia: Aweys urges war, army commander threatens opposition Aug 24, 2009 - 10:43:29 AM
一応少なくとも宗教指導者,精神指導者でもまああるはずAweysは,ラマダン中の対暫定政府・AMISOM戦を煽りたてます。ソマリ人は戦闘を避けて,尊敬を受けることのない海や外国に逃げるがよい! いや(無論,名誉のない状態は避けるべきであって),寧ろソマリ人たるもの,国土で所謂ところの暫定政府やAMISOMなる敵と戦うべきだ!
鬼か,てめぇ。
また,AweysはAl Shabaabを固有名詞として使用,Hizbul Islamとの間に(つまり,対等の交渉相手として?)合同の努力が続いているとし,暫定政府との交渉は問題外とします。
平和の前提条件としてはAMISOMの撤退,暫定政府の解体。そうしてあらたに合議を始めるべきだというわけです。
まあありがちな「理想論」ではありますよネ。
なおAhlu Sunnah Wal Jamee'aを「非イスラム的un-Islamic」と断じます。
他方,ソマリア国軍司令官Yusuf Hussein Dhumal将軍は月曜の記者会見で,暫定政府は「和平への準備」ができているとし,対立諸派に,大統領から出された停戦の呼びかけを尊重するようもとめます。
「ラマダン中の戦闘など意味がない。もし諸君が戦闘を続けるなら,我々も戦闘をつづけるであろうが」。将軍はソマリ民間人の生命を救うため,皆一緒に停戦しようと呼び掛けながら語ります。
でまあ,AMISOMですが:
Garowe Online 'Nigeria and Djibouti to send peacekeepers to Somalia': Minister Aug 24, 2009 - 10:28:57 AM
Abdirahman Abdishakur計画・国際協力相はナイジェリアとジブチとがAMISOMに兵力供給予定と述べる。現在AMISOMは5000名ほどの規模。
ナイジェリアは―そいえばしばらく前に,メリケンさんとAMISOM協力の点でお話ありましたね。ジブチについては:「ジブチはAMISOMへ兵を送る意向(8月16日)」とあり,未だ当のナイジェリア・ジブチから公式の発言がないとはいえ,AMISOMが(ほぼ)定数を満たすのも,さほど遠くない日かもしれません。
…つまりアレだ,たかが8000の平和維持軍を揃えるために,2,3年かかってるんだね。
うん,ありがちなドリーム設定,『絶対正義国連即応最強軍が世界のあらゆる紛争を未然にまたは即座に鎮圧,市民が安全安心に暮らしていけるように配慮してくれるよ!』はやっぱり,どーしよーもないほど無理。
時に:
Kojii.net 「Opinion : 国家は国民を護らない ? (2009/8/24) 」
ある種の人々は…もしか,国家の存在自体を原理的に否定するんではなく,現行の政府・国家が気に食わないだけなんではなかろうか。だから『僕の考えた絶対平和国家が実現されるべき! 絶対平和だから絶対正義で,この考えに逆らう連中はつまりおよそ争いごとを求める戦争主義者で悪だから法律で取り締まられるべき!』なわけでなかろうか。
ここで,『法律で取り締まれ!』(某カナダの先生)になるか,『奴らを滅ぼすまで我らは戦い続ける!』(たとえばAweys)になるかは,割と大きな差か。
ちなみに,西欧の援助を受けた暫定政府や国外勢力たるAMISOMを追い出したあと国民会議を開こう!とまあ聞こえのいいことをいうAweys先生の勢力が先日首都を獲ったのち,満を持して偉大なる一歩として踏み出したのは―武装の放棄でも世界平和の宣言でもなく―疑いなくエチオピア軍がごっちり集結しているはずのBaidoaへの軍事的進行でした。
何をかいわんや。
まあ,鎧袖一触で蹴散らされたわけですが。
ところで国家の軍隊が信頼できないとゆー向きには,民衆の軍隊さんのふるまいとかご存じか:「teiresiasさんがみてる~嗚呼WC観戦に銃撃あり~」。
…そーいうわけで,個々の民兵レベルでは暴力の監視もうまくいかない…どころか,監視のシステムがまず不在だったりするので,混沌の度合いはひでぇことに。
ですので,暴力装置の存在は必然的である悲しき状況下,当該の機関を個々の市民が適宜監視するシステムが備わっていることが求められよう。いやつまり民主制下のシビリアンコントロールって話ですが。
で,それは,個々の主権者の努力によって―不断の努力によって維持されてゆくものであろう。
その努力を放棄している点。それこそ,「~な法律を制定してほしい」な発言の絶望的な…なんと表現すべきか,まあ上品に「無感覚」と入れておこう…の根源だろう。基本的人権をまるっと無視する恐怖の法律の制定を他人に丸投げとは。
一応少なくとも宗教指導者,精神指導者でもまああるはずAweysは,ラマダン中の対暫定政府・AMISOM戦を煽りたてます。ソマリ人は戦闘を避けて,尊敬を受けることのない海や外国に逃げるがよい! いや(無論,名誉のない状態は避けるべきであって),寧ろソマリ人たるもの,国土で所謂ところの暫定政府やAMISOMなる敵と戦うべきだ!
鬼か,てめぇ。
また,AweysはAl Shabaabを固有名詞として使用,Hizbul Islamとの間に(つまり,対等の交渉相手として?)合同の努力が続いているとし,暫定政府との交渉は問題外とします。
平和の前提条件としてはAMISOMの撤退,暫定政府の解体。そうしてあらたに合議を始めるべきだというわけです。
まあありがちな「理想論」ではありますよネ。
なおAhlu Sunnah Wal Jamee'aを「非イスラム的un-Islamic」と断じます。
他方,ソマリア国軍司令官Yusuf Hussein Dhumal将軍は月曜の記者会見で,暫定政府は「和平への準備」ができているとし,対立諸派に,大統領から出された停戦の呼びかけを尊重するようもとめます。
「ラマダン中の戦闘など意味がない。もし諸君が戦闘を続けるなら,我々も戦闘をつづけるであろうが」。将軍はソマリ民間人の生命を救うため,皆一緒に停戦しようと呼び掛けながら語ります。
でまあ,AMISOMですが:
Garowe Online 'Nigeria and Djibouti to send peacekeepers to Somalia': Minister Aug 24, 2009 - 10:28:57 AM
Abdirahman Abdishakur計画・国際協力相はナイジェリアとジブチとがAMISOMに兵力供給予定と述べる。現在AMISOMは5000名ほどの規模。
ナイジェリアは―そいえばしばらく前に,メリケンさんとAMISOM協力の点でお話ありましたね。ジブチについては:「ジブチはAMISOMへ兵を送る意向(8月16日)」とあり,未だ当のナイジェリア・ジブチから公式の発言がないとはいえ,AMISOMが(ほぼ)定数を満たすのも,さほど遠くない日かもしれません。
…つまりアレだ,たかが8000の平和維持軍を揃えるために,2,3年かかってるんだね。
うん,ありがちなドリーム設定,『絶対正義国連即応最強軍が世界のあらゆる紛争を未然にまたは即座に鎮圧,市民が安全安心に暮らしていけるように配慮してくれるよ!』はやっぱり,どーしよーもないほど無理。
時に:
Kojii.net 「Opinion : 国家は国民を護らない ? (2009/8/24) 」
ある種の人々は…もしか,国家の存在自体を原理的に否定するんではなく,現行の政府・国家が気に食わないだけなんではなかろうか。だから『僕の考えた絶対平和国家が実現されるべき! 絶対平和だから絶対正義で,この考えに逆らう連中はつまりおよそ争いごとを求める戦争主義者で悪だから法律で取り締まられるべき!』なわけでなかろうか。
ここで,『法律で取り締まれ!』(某カナダの先生)になるか,『奴らを滅ぼすまで我らは戦い続ける!』(たとえばAweys)になるかは,割と大きな差か。
ちなみに,西欧の援助を受けた暫定政府や国外勢力たるAMISOMを追い出したあと国民会議を開こう!とまあ聞こえのいいことをいうAweys先生の勢力が先日首都を獲ったのち,満を持して偉大なる一歩として踏み出したのは―武装の放棄でも世界平和の宣言でもなく―疑いなくエチオピア軍がごっちり集結しているはずのBaidoaへの軍事的進行でした。
何をかいわんや。
まあ,鎧袖一触で蹴散らされたわけですが。
ところで国家の軍隊が信頼できないとゆー向きには,民衆の軍隊さんのふるまいとかご存じか:「teiresiasさんがみてる~嗚呼WC観戦に銃撃あり~」。
…そーいうわけで,個々の民兵レベルでは暴力の監視もうまくいかない…どころか,監視のシステムがまず不在だったりするので,混沌の度合いはひでぇことに。
ですので,暴力装置の存在は必然的である悲しき状況下,当該の機関を個々の市民が適宜監視するシステムが備わっていることが求められよう。いやつまり民主制下のシビリアンコントロールって話ですが。
で,それは,個々の主権者の努力によって―不断の努力によって維持されてゆくものであろう。
その努力を放棄している点。それこそ,「~な法律を制定してほしい」な発言の絶望的な…なんと表現すべきか,まあ上品に「無感覚」と入れておこう…の根源だろう。基本的人権をまるっと無視する恐怖の法律の制定を他人に丸投げとは。
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