Garowe Online Somalia: Suicide bomber kills 10 in Mogadishu, incl. six soldiers May 24, 2009 - 11:23:54 AM
ソマリア,モガディシュ,5月24日。政府側兵士6名を含む,少なくとも10名が軍施設に対する自爆テロで死亡。現場は人間の"部品"の散らばる凄惨なものであったそうです。まーソマリアじゃこれまで,死体というとふつう全身そろってましたからねー。
犯人は爆発物つきトヨタ・トラック("a Toyota truck laced with explosives", explosive-laden Toyotaでよさそうだけど,laced withを使うのはソマリ人的癖なんだろうか)で特攻。通行人3名を巻き添え。なお死亡した兵士の一人は,このトヨタ・トラックの運転手(自爆犯)を銃撃した者という。使命に忠実にして殉職した彼を,その神が許し給うことを。
また4人の兵士を含む9名(以上)が負傷。現場はモガディシュ中央Hamar Jajab区とのこと。市中に轟く大爆発は,比較的平穏であったろう地区を(文字通り)揺るがしたわけで。負傷した兵士はAMISOMが運営する病院で手当てをうけているという。
モガディシュの若き副市長Abdifatah Shaweye氏いわく,アルシャバブが犯行の主体である。「自爆犯は白人だった。つまりこの国の人間じゃないのだ」と,政府は現在調査中であり,証拠はじきに提示されるであろうとする。
尤もアルシャバブ側は(当該記事時点では)声明を出していないものの,通例こうした事件は彼らのせいなのでさほどの問題はあるまい。アルシャバブはSheikh Sharifの政府を西洋(米国)の傀儡と呼ぶ一方,自派の外国人戦闘員を"Muslim brothers"と公言しております。その意味からも,今回の犯行の黒幕がどこかについて,疑う意味はほとんどないものと思われます。
まあ声明出したようですしね:
Garowe Online Somalia: UN Envoy visits Mogadishu, suicide bomber was Al Shabaab May 25, 2009 - 3:05:44 PM
問題のトヨタ・トラックの写真付き。
国連ソマリア特使Ahmedou Ould-Abdallah氏がモガディシュ初訪問だとか。大統領と会談,のち情報相 Farhanが報道陣に事情等説明。また,援助団体に,ソマリア向け援助物資を政府支配地域以外から移入する場合はソマリア政府に通告すべきとする。尤も,ソマリランド・プントランドについては言及なしの様子。
特使は事前通告なしにAden Ade空港から帰途に(寧ろ脱出した,と言いたくなりますが)。
なおアルシャバブ政治部指導者Sheikh Hussein Ali Fidowは,過日の自爆テロはモガディシュ内Medina区出身のAbdulkadir Hassan Mohamed "Atir"によって行われたとし,政府側発表(犯人は白人!という)を否定する。
まー,貴重な外国人戦闘員を自爆テロで消費するのはもったいない。(麻薬なりおだてるなりで)正気を失わせた下っ端を死なせるのが常例でしょうね。
自爆テロが外国人によって行われたか,地元青年によって行われたかはさほどの問題ではない。問題は自爆テロが行われ,今後も行われるであろうこと。
そんなこんなで,ソマリアも立派な「アメリカの対テロ戦争第3の前線」になりつつある今日この頃ですが,そう仕掛けているアルシャバブや「イスラム党」は当然米国の手先でないとおかしいわけですね陰謀論者さん?
ソマリア,モガディシュ,5月24日。政府側兵士6名を含む,少なくとも10名が軍施設に対する自爆テロで死亡。現場は人間の"部品"の散らばる凄惨なものであったそうです。まーソマリアじゃこれまで,死体というとふつう全身そろってましたからねー。
犯人は爆発物つきトヨタ・トラック("a Toyota truck laced with explosives", explosive-laden Toyotaでよさそうだけど,laced withを使うのはソマリ人的癖なんだろうか)で特攻。通行人3名を巻き添え。なお死亡した兵士の一人は,このトヨタ・トラックの運転手(自爆犯)を銃撃した者という。使命に忠実にして殉職した彼を,その神が許し給うことを。
また4人の兵士を含む9名(以上)が負傷。現場はモガディシュ中央Hamar Jajab区とのこと。市中に轟く大爆発は,比較的平穏であったろう地区を(文字通り)揺るがしたわけで。負傷した兵士はAMISOMが運営する病院で手当てをうけているという。
モガディシュの若き副市長Abdifatah Shaweye氏いわく,アルシャバブが犯行の主体である。「自爆犯は白人だった。つまりこの国の人間じゃないのだ」と,政府は現在調査中であり,証拠はじきに提示されるであろうとする。
尤もアルシャバブ側は(当該記事時点では)声明を出していないものの,通例こうした事件は彼らのせいなのでさほどの問題はあるまい。アルシャバブはSheikh Sharifの政府を西洋(米国)の傀儡と呼ぶ一方,自派の外国人戦闘員を"Muslim brothers"と公言しております。その意味からも,今回の犯行の黒幕がどこかについて,疑う意味はほとんどないものと思われます。
まあ声明出したようですしね:
Garowe Online Somalia: UN Envoy visits Mogadishu, suicide bomber was Al Shabaab May 25, 2009 - 3:05:44 PM
問題のトヨタ・トラックの写真付き。
国連ソマリア特使Ahmedou Ould-Abdallah氏がモガディシュ初訪問だとか。大統領と会談,のち情報相 Farhanが報道陣に事情等説明。また,援助団体に,ソマリア向け援助物資を政府支配地域以外から移入する場合はソマリア政府に通告すべきとする。尤も,ソマリランド・プントランドについては言及なしの様子。
特使は事前通告なしにAden Ade空港から帰途に(寧ろ脱出した,と言いたくなりますが)。
なおアルシャバブ政治部指導者Sheikh Hussein Ali Fidowは,過日の自爆テロはモガディシュ内Medina区出身のAbdulkadir Hassan Mohamed "Atir"によって行われたとし,政府側発表(犯人は白人!という)を否定する。
まー,貴重な外国人戦闘員を自爆テロで消費するのはもったいない。(麻薬なりおだてるなりで)正気を失わせた下っ端を死なせるのが常例でしょうね。
自爆テロが外国人によって行われたか,地元青年によって行われたかはさほどの問題ではない。問題は自爆テロが行われ,今後も行われるであろうこと。
そんなこんなで,ソマリアも立派な「アメリカの対テロ戦争第3の前線」になりつつある今日この頃ですが,そう仕掛けているアルシャバブや「イスラム党」は当然米国の手先でないとおかしいわけですね陰謀論者さん?
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