空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Carbon Tracker:石炭火力発電業者は数百万ポンドを損するかも?

2020-03-14 20:56:16 | Newsメモ
 調査元がCarbon Trackerと言う名のようで、なんというか、多少は割り引く必要がありそうではある。

BBC Coal power developers 'risk wasting billions' 13 Mar 2020 By Roger Harrabin

Coal power developers risk wasting hundreds of billions of pounds as new renewable sources are now cheaper than new coal plants, a report has said.

The shift is mainly due to cheaper wind and solar power, Carbon Tracker said.


 新規開発の風力発電・太陽光発電を考慮すれば、新型とはいえ石炭火力発電は数百万ポンドを危機に晒すかも―。

It added that in 10 years it will be cheaper to close down coal plants and build wind and solar plants instead.

 ―この10年で石炭火力発電所を閉じ、風力太陽光に移行するほど安くなるかもねというのだが。

But the International Energy Agency says coal will remain the largest global power source for years unless governments radically change policies.

 政府側のラディカルな政策変更がなければそうはならんだろう、との見立ても。となると、反石炭火力勢力としては、「神は死んだ」と叫び、神の死を促進するのが己が思想と適合的な行動になるだろう。しかし最近のニーチェは道路端で死んだ牛を抱きしめるようなケガレを好まぬようにも思うが。時代に合わせてフェイク・ブラッドだとかいいそうな気はする。

The issue is crucial to global plans to tackle climate change.

 とまあ、環境問題一元論に回収されるような感が。
 なんにせよ、より効率的でより安価なエネルギー源があればそっちにシフトするのが合理的なわけであり、太陽光・風力に移行するならするでかまやしない。

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