承前、Hamasの言うとおり、地獄の釜の蓋を開くような行為と思うが：
BBC Jerusalem is Israel's capital, says Donald Trump 6 Dec 2017
「Mr Trump described the move as "a long overdue step" to advance the Middle East peace process.」
尤もな点でもある。そりゃそれなりに尤もな理由がなければ、こうした行動も起きないだろうが。問題点としては、我々の地域にも積年の大問題があるあたり。さらにそうした問題点はこのとおり複数あるのであり、一個扱うだけでも政権一個分以上。こんなに同時多発的にやってこなせるのかどうかというあたりも。
…『泣く子は餅を一つ余計にもらえる』式の人々とは付き合いかねる、とでも言いたい気持ちを反映させている、といったところか。こういう表現でよければ、私としてはしっくりくる。正直、うんざりする。しかし、物事がこれほど大きい場合、反作用もたいしたものになるわけで、スウェーデンやフィンランドや、あのあたりの外交官のような忍耐は正しいのだ、とも思われる。
…とりあえず、この大決定に対するさしあたりの返答としてのテロも予測されるところだろう。鎮圧・予防する現場の人間が疲弊しきらないか、という心配もしておく。早晩、過労で倒れそうだ。
「In response, Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu said it was a historic day, and Israel was profoundly grateful to President Trump」
まあアンタんとこはそうだろうよ…。
Hamas曰く
「Hamas said that Mr Trump's decision would "open the doors of hell" on US interests in the region」
BBC Capital cities: How are they chosen and what do they represent? 6 Dec 2017
産経新聞 トランプ米大統領、エルサレム首都宣言「過去の失敗した戦略を繰り返さない」 2017.12.7 13:12
「エルサレムの首都認定と大使館移転を求める法律は議会が１９９５年に可決。トランプ氏は、歴代大統領が実施を先送りしたのは「和平前進のためだったが、２０年以上たっても和平に近づいていない」と指摘。従来と同じ手法を取るのは愚かだとし「首都認定するのは今だと判断した」と説明した」
20年も動きがないのは、流石に生きている人間にとっては耐え難いだろう―というわけか。
しかも、トランプ氏が独自に決めた独自の案を独自に実行するわけではなく、先人が認めて、状況を勘案して先送りしていたものを認めただけ、ではあり、この点を取り出せば果断な指導者の果断な判断である。
朝日新聞 トランプ大統領、エルサレムを「イスラエルの首都」宣言 ワシントン＝杉山正2017年12月7日11時55分
「トランプ米大統領は６日午後（日本時間７日未明）、ホワイトハウスで演説し、エルサレムをイスラエルの首都として「公式に承認する時だと決断した」と述べ、宣言文書に署名した」
「トランプ氏はエルサレムの扱いが「最も敏感な問題」と認めつつ、「（宣言に）不同意や異議もあるだろう。しかし、最終的に違いを乗り越えて平和にたどり着くだろう」とした。双方が望めば、イスラエルと将来のパレスチナ国家の「２国家共存」を支持するとも述べた」
ということで、『各個の問題は当事者同士で決めてね。米国は判断を”尊重”するよ☆（あとで実力で覆さないとかは言ってない）』という、ある意味では米国の伝統的な立場ではあろう。東亜的には、アチソン宣言と、それを読み違った北朝鮮金日成のしでかしを想起したくなるところだろうか。どこがどこに当たるかはともかく。
現実的にはこうだわなあ：「東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置付けるパレスチナは今回の判断に猛反発しており、中東和平交渉の再開はさらに困難になった」
BBC Jerusalem is Israel's capital, says Donald Trump 6 Dec 2017
「Mr Trump described the move as "a long overdue step" to advance the Middle East peace process.」
尤もな点でもある。そりゃそれなりに尤もな理由がなければ、こうした行動も起きないだろうが。問題点としては、我々の地域にも積年の大問題があるあたり。さらにそうした問題点はこのとおり複数あるのであり、一個扱うだけでも政権一個分以上。こんなに同時多発的にやってこなせるのかどうかというあたりも。
…『泣く子は餅を一つ余計にもらえる』式の人々とは付き合いかねる、とでも言いたい気持ちを反映させている、といったところか。こういう表現でよければ、私としてはしっくりくる。正直、うんざりする。しかし、物事がこれほど大きい場合、反作用もたいしたものになるわけで、スウェーデンやフィンランドや、あのあたりの外交官のような忍耐は正しいのだ、とも思われる。
…とりあえず、この大決定に対するさしあたりの返答としてのテロも予測されるところだろう。鎮圧・予防する現場の人間が疲弊しきらないか、という心配もしておく。早晩、過労で倒れそうだ。
「In response, Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu said it was a historic day, and Israel was profoundly grateful to President Trump」
まあアンタんとこはそうだろうよ…。
Hamas曰く
「Hamas said that Mr Trump's decision would "open the doors of hell" on US interests in the region」
BBC Capital cities: How are they chosen and what do they represent? 6 Dec 2017
産経新聞 トランプ米大統領、エルサレム首都宣言「過去の失敗した戦略を繰り返さない」 2017.12.7 13:12
「エルサレムの首都認定と大使館移転を求める法律は議会が１９９５年に可決。トランプ氏は、歴代大統領が実施を先送りしたのは「和平前進のためだったが、２０年以上たっても和平に近づいていない」と指摘。従来と同じ手法を取るのは愚かだとし「首都認定するのは今だと判断した」と説明した」
20年も動きがないのは、流石に生きている人間にとっては耐え難いだろう―というわけか。
しかも、トランプ氏が独自に決めた独自の案を独自に実行するわけではなく、先人が認めて、状況を勘案して先送りしていたものを認めただけ、ではあり、この点を取り出せば果断な指導者の果断な判断である。
朝日新聞 トランプ大統領、エルサレムを「イスラエルの首都」宣言 ワシントン＝杉山正2017年12月7日11時55分
「トランプ米大統領は６日午後（日本時間７日未明）、ホワイトハウスで演説し、エルサレムをイスラエルの首都として「公式に承認する時だと決断した」と述べ、宣言文書に署名した」
「トランプ氏はエルサレムの扱いが「最も敏感な問題」と認めつつ、「（宣言に）不同意や異議もあるだろう。しかし、最終的に違いを乗り越えて平和にたどり着くだろう」とした。双方が望めば、イスラエルと将来のパレスチナ国家の「２国家共存」を支持するとも述べた」
ということで、『各個の問題は当事者同士で決めてね。米国は判断を”尊重”するよ☆（あとで実力で覆さないとかは言ってない）』という、ある意味では米国の伝統的な立場ではあろう。東亜的には、アチソン宣言と、それを読み違った北朝鮮金日成のしでかしを想起したくなるところだろうか。どこがどこに当たるかはともかく。
現実的にはこうだわなあ：「東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置付けるパレスチナは今回の判断に猛反発しており、中東和平交渉の再開はさらに困難になった」
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