空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

【消費者教育メモ】「ドテラ」

2018-11-27 12:14:03 | Weblog
 なにがドテラなのかと見てみたら

A.K.I緋城公式ホームページ (重要!)精油使用方法・注意点

●エッセンシャルオイルを水に入れる時は、プラスチック容器やペットボトルなどは使わないでください。

石油系の容器は溶かしてしまう恐れがあります。

金属の容器もエッセンシャルオイルの成分に影響を与える場合があるそうですので、避けて下さい。


 これで「をいっ」と突っ込んだ。
 そこまでの強烈な化学反応を起こすもんを、よくもそのまま使おうとするものだ…。



 そういう精油はアロマテラピーあたりにつかうものじゃないのか。



 これはおもしろい。自説に反対する人々は「心理的な問題を抱えている人」「その人自身が凡人なだけ」「これらの人々は、心の底では復讐者である」。こう、心理学の教科書にでも載せると分析がむっちゃおもしろそう。社会的な排除を実行する際の定番手法でもあり、歴史を教えても社会学を教えても参照事例として使えそう。

 タグを【教育研究】【教材研究】とつけておこう。



 …こっちは表題どおり【消費者教育】だ…。この手のアオリは「ご商売」の典型だ。



 …「しぜんもののあぶらだからだいじょうぶ!」的な誤認をしている気がする。

 先生として、説得用の想定会話をしておこう:

「最近、マイクロプラスチックが話題になっているね?」
「はい」
「人間の排泄物にまで入っているっていうのだ」
「ふだんの食べ物がそんなにも汚染されているんですね!」
「つまりプラスチックは胃液でも溶けない」
「恐ろしいですね」
「ところでエッセンシャルオイルは石油系容器=プラスチックを溶かす」
「説明によればそうですね」
「胃液以上に化学的にキッツイ作用をするものを肌につけたり、赤ちゃんに食べさせたりするには、どれくらい薄めるべきだろうか?」

 検索上位に

Tea-Treeの森 エッセンシャルオイル(精油)の基礎知識 ~上級編~5. 精油の皮膚刺激性について

※お肌に使う場合は、いずれのカテゴリーに属するエッセンシャルオイル(精油)を使う場合でも、濃度が1%以下になるようにキャリアオイルに希釈して使うことが大切です

 などというものがあり、まあ…素人知識では、こんなもんかなあとは思える。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 労働組合いろいろ【講義用tip... | トップ | 【講義用メモ】公用車を運転... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事