空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

業界話(愚痴話)

2025-01-18 19:31:35 | Weblog


 もちろん「これまでの業績を総合的に判断して」というわけなのだ。そのための運用のルールもあったりする。「最近の目覚ましい業績」の解釈とか。
 …実際のところ、そこそこの年齢のひとを役職に就けて使い倒すために教授ポストを与えることも普通の判断と思われ、まあ(研究の)実力主義の向きにはなかなか厳しい世の中である。研究したいならよそに行け、というわけなのだ。

 でまあ私も「最近の目覚ましい業績」ルールでいえば少なくとも3回昇進してないといけないので…まあ、まあ、よそに行け、ということなのだろう。

 過去のメモをいくつか。



 これ、自分がだれとバトったかまで解るんじゃないかなあ…誰が誰にどんなコメントを出したか、まで、相当な確度で言えちゃうわけですよ…。
 …まあ、そこは「見解の違い」でいいだろうけど、まあ問題は当落がまさしく我が利害に関わった審査される側のものですね、自分が誰に落とされたか解っちゃう、という…。…おおう…。





 極古い、10年前のメモがあった。以下、そのまま挙げてみよう。10年前の私の判断は、今の私の判断と異なる。
------------------------------------ここから



 ご尤も。隅っこではあれ国立なら、そこそこ予算が確保できてそれなりに設備・条件が整備されるものだろうが、お金のたりない私立さんとかだとにっちもさっちも行かなくて…

 …ということで、それで研究しない国立の先生を見かけたりすると悲憤慷慨する私立のひと(ないし非常勤のひと)というのは存在する。私は非常勤さえ回ってこなかった層なので、”非常勤が回ってきてるだけまだマシじゃねぇか”とか思ったりした組だが。

 …優秀なところにお勤めじゃないですかー…。
 科研費を貰えるほうが珍しい、って学校もたくさんあるのですー…。

 なので、そういうところは、科研費等、外部資金を獲得して、校費によらず研究をばりばり進める能力のあるひとを欲しがるかと思われる(とりあえず、うちはそう。少なくともトップはそう考えているようだ)。
 で、そういう人、すなわち計画性があり文章力があり実行力があり書類をかける人が教育に目をむけてくれたら、学校改善のあれやこれやのプロジェクトのための書類を書いてくれるだろうと思われる。
 そうすると、ちょっとしたお金を得ることができる。

 そうお考えかとおもわれ。なので、そゆところに職を求めるのもありですね。
 まあ、本来主たる領域としていたところの研究はしづらくなりますが。

------------------------------------ここまで

 …ちょっと、判断、変わってきたな。ちょっとは。我が本務校、そんなに研究能力を欲してないな…という風に、そんな風に思うようになった…。
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