空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

近畿財務局・文書書き換え問題関係記事メモとコメントしてる学者さんのチェック

2018-03-11 14:16:19 | Weblog
産経新聞 文書書き換え 「改竄ではなく訂正」 自民幹部「問題なし」冷静 2018.3.11 07:17

財務省が学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと認める方針を固めたが、自民党幹部は「改竄(かいざん)ではなく訂正はあったようだ。そのレベルだ」と語った

財務省の福田淳一事務次官は9日夕、自民党の二階俊博幹事長との会談で、12日の調査結果の報告について「全部出します」と強調した。同席者が「小出しにしたり、公文書偽造に当たることはないのか」と念を押すと、福田氏は問題ないとの認識を示したという

産経新聞 文書書き換え 大阪地検、刑事罰か慎重に見極め 幹部「事件より政局の印象」 2018.3.11 07:24

特捜部は、近畿財務局が不当に安い価格で国有地を学園に売却したとする背任罪のほか、交渉記録を廃棄したとする公用文書毀棄(きき)や証拠隠滅の罪で告発状を受理している。関連資料の分析や職員らへの事情聴取を進める中で、決裁文書の書き換えという新たな疑惑が浮上した

 となるとおおごとのようだが「「道義的な問題なのでは」との見方もあり、検察当局は刑事罰に相当するかどうか慎重に見極めるとみられる」とあり、”書き換え”の水準がどの程度かは明日の発表を待つのが妥当なところかと。

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近畿財務局に交渉記録の情報開示請求をしてきた神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授(憲法学)は「合理的に説明できない不都合な点を隠したとしか思えない」と批判

 …「としか思えない」は根拠にならない。この段階では、疲れた頭がそろって誤植を見逃し、あとでこそっと直したなんてのもありえる。マヌケな話ではあるが。

近畿大の上崎哉(うえさき・はじめ)教授(行政学)は「森友問題の発覚当初からきちんと文書を出していたら、ここまで問題が長期化、拡大することもなかった。情報をきちんと作成、管理し、開示するのが民主主義を支えていることを再確認しなければならない」と指摘した

 どの程度の「きちんと」なのかは問うべきかとも。しかしまあ、有力大の先生は科研費なくてもいけるんだなーとかいう感想を持ってみたりする悲しい中小校の先生のわたしー。まあ中小校でも「事情」は同じですが。

 しかしすごいな上脇博之先生。主戦場は「前衛」か。Ciniiで検索して、最近の20本のうち4本が「前衛」、2本が「金曜日」。この2本と言うのは「神戸学院法学」掲載数と同じ。「法と民主主義」が3本。

 …多様な媒体でご活躍ですね、ええ。
 この点は、私の引きこもり具合を思うに、見習うべきところだ。

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