空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

政権支持率チェック(2018/07)

2018-07-16 15:57:14 | Weblog
時事 内閣支持微増37%=5割が「不信任に値」-時事世論調査 2018/07/13-15:05

時事通信が6~9日に実施した7月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比1.5ポイント増の37.0%、不支持率は2.5ポイント減の40.9%となった。支持率上昇は5カ月ぶり。史上初の米朝首脳会談の実現など北朝鮮情勢が変化している中、外交を重視し、政権の不安定化を嫌う気分が広がった面もあるとみられる

主要野党が内閣不信任決議案の提出を検討していることを踏まえ、森友・加計学園などの問題への安倍内閣の対応が不信任に値するかどうかを尋ねたところ、「値する」49.5%、「値しない」28.1%となり、政権不信が根強いことが浮き彫りになった

政党支持率は、自民党が前月比0.4ポイント減の25.4%、立憲民主党も0.5ポイント減の4.7%。以下、公明党3.7%、共産党2.1%、日本維新の会1.1%、社民党1.0%、国民民主党0.6%など。支持政党なしは58.2%だった

 調査対象は1991名。回収率は61.8%。

朝日新聞 世論調査―質問と回答〈7月14、15日実施〉 2018年7月15日22時19分

 政権支持38(横ばい)・不支持43(45から減少)、その他は19(17から増加)。不支持層の25%(全体に対する11%)が「自民党中心の内閣だから」、40%(全体に対する17%)が「政策の面」と理由をつける。こうまでくると政権転覆までのカウントダウンが始まりそう!と思えるかもしれないが、支持層の「ほかよりよさそう」53%(全体に対する20%)というのが地味にイヤげ。いつもの自民党政権という感もあるが、不満が積みあがるなか、他の選択肢がないという悲しむべき状況にある。

 しかし、それでいて五年半の安倍政権の評価は「大いに評価する7%」+「ある程度評価する52%」で、全体的にはぎりぎり及第点と言うべきだという判断が示されたものか(だいたい、総選挙には勝ち続けているのである)。なお「まったく評価しない10%」が「自民党政権だからイヤなんだ」という25%(全体の11%)とほぼ一致するのは注意したい。

 そしてこの五年半もの長期政権が実現した理由は「他に期待できる人や政党がないから 69」ときたものだ。

 また、モリカケについて「疑惑は晴れていない 83」とされるものの「引き続き解明に取り組むべきだ 50(57)」という段差は気にしても良いと思われる。要は「他のこともやれや」だろう。

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